20211130
インドの女子修道院でつくられた刺繍とレース、seikashop で通販をはじめました。美術史家・金沢百枝さんのコレクションからです。https://www.kogei-seika.jp/shop/indian_fabrics.html
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〈インドで暮していた子どものころ、もっていたハンカチはどれも修道女の刺繍入りでした。御紹介するのは、1990年代から2000年代初めに母があつめたものです。インドの女子修道院の針仕事のよさを知っていただけたら幸いです〉(金沢百枝)
20211129
開催中です(明日30日まで)。藍につつまれた器もみどころあるものばかりです。順に、カイ・フランク、額賀章夫、矢沢光弘、三谷龍二。─
■展覧会|百思百布Ⅱ:百の藍
□11月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|textile n+R(中村夏実+林礼子)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211101.html
*金土日はおふたりとも、月火はどちらかおひとりが在廊予定です。
20211128
開催中です。仕覆はつつむ器にあわせて縫われたもの。三谷龍二さんの片口、杯、木椀、匙などもあります。─
■展覧会|百思百布Ⅱ:百の藍
□11月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|textile n+R(中村夏実+林礼子)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211101.html
*金土日はおふたりとも、月火はどちらかおひとりが在廊予定です。
20211127
骨董通販サイト seikanet 公開中です(11月30日まで)。https://store.kogei-seika.jp/
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サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。
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今回の出品者(50音順)
#甍堂
#膏肓社
#骨董いわた
#骨董うまこし
#古美術栗八
#古美術祥雲
#古美術りつ
#四方堂
#そらんじ
#道具屋広岡
#ルクラシック
20211127
開催中です。藍染は色も言葉も美しい。つづいてほしい。─
■展覧会|百思百布Ⅱ:百の藍
□11月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|textile n+R(中村夏実+林礼子)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211101.html
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*金土日はおふたりとも、月火はどちらかおひとりが在廊予定です。
20211126
はじまりました。─────
■展覧会|百思百布Ⅱ:百の藍
□11月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|textile n+R(中村夏実+林礼子)
*26日は青花会員と御同伴者1名
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211101.html
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金土日はおふたりとも、月火はどちらかおひとりが在廊予定です。
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藍草が生み出すとりどりの色とかたち(textile n+R)
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藍草は天からの賜物である。藍色とは、藍草で染めた色の総称。紀元前2000年のインドに始まり今日に至るまで、世界中で愛されてきた色でもある。天空の空の色、流れる水の色、見晴るかす海の色など、思えばこの地球上に住む人間はいつも青い色=藍色と共に生きてきたと言えるだろう。その愛しさの源は、どこか祖先たちの遠い記憶とつながっているからかもしれない。
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textile n+Rの布簞笥にも、いつしか藍布がいっぱいにたまっていて、これらを「用の布」にして披露したいとは、かねてからの私たちの思いだった。折々の異国への旅で出逢った藍布たち、骨董市などで積み上げられた布のなかに埋もれていた古い藍布たち、そしてなにより母の引き出しに大切にしまわれていた藍布。これらを1枚1枚手に取り、洗ったり、アイロンをかけたりしながら「用の布」への思いを込めて縫い上げてみた。
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藍色は、自然がもたらしたいちばん美しい色なのだと思う。新しい布は、藍の香りをまとって輝き、古布は古布として水をくぐるたびにさらに清らかな布に蘇っていく。「工芸青花」で、ぜひ私たちなりの藍布の作品を堪能していただければと願っている。
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出品|大帛紗100枚程、小帛紗100枚程、簡易仕覆15点程(包む物──三谷龍二の木椀、同酒器、カイ・フランクのグラス、ショットグラス、矢沢光弘の四つ椀、盃/額賀章夫、熊谷幸治、稲生一平、盃/古伊万里・佐久間年春繕い)、風呂敷(包む物──聞香事始/麻布香雅堂製)、帯
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■講座|工芸と私55|中村夏実+林礼子+吉川和夫|藍が教えてくれるもの
□11月27日(土)16時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=674
20211125
明日から(明日26日は青花会員と御同伴者1名)。内外とわず、各地の藍染がみられます。仕覆の中身は現代作家や骨董の器。布と物のとりあわせもみどころです。金土日はおふたりとも、月火はどちらかが在廊予定です。─
■展覧会|百思百布Ⅱ:百の藍
□11月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|textile n+R(中村夏実+林礼子)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211101.html
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textile n+R は中村夏実さんと林礼子さんのふたり組。古布を再生/新生させる活動をつづけています。青花では2度目の展観、今回のテーマは「藍」です。帛紗や仕覆(中身もあわせて販売します)、帯など、二百数十点を展示します。
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textile n+R
糸を紡ぎ、染め、織りをする中村夏実と林礼子のユニット。1枚の布に宿るチカラと魅力を知ってもらうための布プロジェクトを展開。「百思百布」のコンセプトの元、思いのこもった布を朽ちさせることなく、日常を豊かに彩ってくれる「用の布」に変身させている。これまで、工芸青花(2018年)、代官山蔦屋書店(同)、麻布香雅堂(2019年)、ミナペルホネン/エラヴァI(2020年)、ミナペルホネン京都/ガレリア(同)で展観。
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■講座|工芸と私55|中村夏実+林礼子+吉川和夫|藍が教えてくれるもの
□11月27日(土)16時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=674
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textile n+R から……ゲストにLitmus Indigo Studio の吉川和夫さんを迎えて、「藍」について語っていただきます。Litmus は吉川和夫さんと松井裕二さんが立ち上げた藍染Studioで、藍染歴はすでに21年になります。骨董市で見た藍染の布に魅了されたふたりは、日本古来の藍建ての技法である、自然素材のみを使用した藍染技法「灰汁発酵建て」を今に受け継いでいます。化学染料があふれる現代で、既成概念にとらわれないモノづくりで「日本の藍」を表現しています。21年間の活動を経て見えてきたこと、「藍」との付き合い方などお話いただきます。
20211123
2013年につくった本。真に偉大な創造者でした。ワダさんの信頼あつかった千葉望さんの聞書も抑制がきいてすばらしく、とくに「EMI WADA TALKS ABOUT EMI WADA」の章は、読みかえすたびに鼓舞される。写真は北京の工房で。表紙案のひとつでした。─
『ワダエミ―世界で仕事をするということ』
https://www.shinchosha.co.jp/book/602246/
20211122
今週末から。作品届きました。しずかな藍。─
■展覧会|百思百布Ⅱ:百の藍
□11月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|textile n+R(中村夏実+林礼子)
*11月26日は青花会員と御同伴者1名
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211101.html
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■講座|工芸と私55|中村夏実+林礼子+吉川和夫|藍が教えてくれるもの
□11月27日(土)16時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=674
20211120
瀬戸内の月。よい取材ができました。─
来週末から。トークもあります。
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■展覧会|百思百布Ⅱ:百の藍
□11月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|textile n+R(中村夏実+林礼子)
*11月26日は青花会員と御同伴者1名
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211101.html
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■講座|工芸と私55|中村夏実+林礼子+吉川和夫|藍が教えてくれるもの
□11月27日(土)16時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=674
20211119
骨董通販サイト seikanet 公開中です。さっそく追加出品もありました。https://store.kogei-seika.jp/
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サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。
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今回の出品者(50音順)
#甍堂
#膏肓社
#骨董いわた
#骨董うまこし
#古美術栗八
#古美術祥雲
#古美術りつ
#四方堂
#そらんじ
#道具屋広岡
#ルクラシック
20211118
中締め的な日でした。─
#生活工芸展2022
#つどう
#安藤雅信
#辻和美
#三谷龍二
#工芸青花
20211117
明日です。今回から「新約聖書」篇。「受胎告知」の思いがけない絵画、彫刻がみられます。─
■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ72|新約篇1|受胎告知
□11月18日(木)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=666
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金沢さんから──気持をあらたに、新約聖書の図像に挑みたいと思います。新しい世界のはじまりを告げる「受胎告知」から。今後もキリスト伝をたどりますが、1回ずつでもわかるようお話するつもりです。また、聖母マリアの象徴が頻繁にでてくるので、旧約聖書篇の復習にもなるかと思います。気軽な気持でぜひ御参加ください。
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写真1点目は『工芸青花』15号特集「ロシアのロマネスク─ノヴゴロドの聖ソフィア大聖堂」より。
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika015.html
20211114
畏友たちがつどう祭り。来週土曜(20日)から、福岡県吉井町で。https://www.facebook.com/sugikojo
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「たけのこ村」とは。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210601.html
20211113
催事のお知らせです。─
■展覧会|百思百布Ⅱ:百の藍
□11月26−30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|textile n+R(中村夏実+林礼子)
*11月26日は青花会員と御同伴者1名
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211101.html
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■講座|工芸と私55|中村夏実+林礼子+吉川和夫|藍が教えてくれるもの
□11月27日(土)16時@一水寮悠庵(神楽坂)
*「百の藍」展関連企画です
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=674
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■講座|工芸と私56|小林和人+山内彩子|工芸店と画廊のいま
□12月7日(火)19時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=676
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■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ73|新約篇2|降誕
□12月23日(木)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=678
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■講座|中村好文+増田奏|住宅設計入門|全8回|プロ教室
□2022年1月-8月@自由学園明日館(目白)他
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=680
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■講座|中村好文+増田奏|住宅設計入門|全8回|一般教室
□2022年1月-8月@自由学園明日館(目白)他
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=681
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以下も引き続き募集しています。
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■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ72|新約篇1|受胎告知
□11月18日(木)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=666
20211112
『工芸青花』の次号17号の作業が佳境ですが、昨日は多摩美の芸術学科、金沢百枝さんのクラスによばれて、2時間「生活工芸」の話をしました。いま村上隆さんとつくっている17号「生活工芸」特集のこと、古道具坂田との縁、2000年代日本の生活文化の達成とその意味、2010年代以降の生活工芸の東アジアへのひろがり、など。学生から「プラスチックの安価な器がいまの自分のスタンダード(ふつう)。そこに美はないのか」と訊かれ、「ある(ありうる)、といったのが坂田さん」とこたえました。─
写真1点目は「生活工芸の作家たち1:ふつう」展(2018年。於工芸青花)の出品作、辻和美さんの「duralex picardie reproduction」。2点目は金沢さんの研究室。
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『工芸青花』の予約(定期購読)は以下から、よろしければぜひ。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=4
20211110
今月末です。─
■展覧会|百思百布Ⅱ:百の藍
□11月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|textile n+R(中村夏実+林礼子)
*11月26日は青花会員と御同伴者1名
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211101.html
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トークもあります。
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■講座|工芸と私55|中村夏実+林礼子+吉川和夫|藍が教えてくれるもの
□11月27日(土)16時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=674
20211109
骨董通販サイト seikanet 公開中です(11月14日まで)。追加出品もありました。https://store.kogei-seika.jp/
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サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。
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今回の出品者(50音順)
#甍堂
#膏肓社
#骨董いわた
#古美術京橋
#古美術栗八
#古美術りつ
#そらんじ
#道具屋広岡
#ルクラシック
#galleryuchiumi
#montique
20211107
昨日今日(11月6-7日)、大徳寺孤篷庵で川瀬敏郎さんの花会「無窮」でした。『花をたてる』刊行記念の会でした。─
〈そもそも「たてはな」は、寺院や書院といった場を荘厳する花であり、そうした場を離れて成立させること自体至難である。この『花をたてる』という本は、私という玄人が生きた証ではあるが、その答えは「私」にはない。だからこそ「たてる」なのだ〉(「玄人の花」『花をたてる』)
https://www.kogei-seika.jp/book/hana_o_tateru.html
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すこしさきの『工芸青花』で特集します。胸にせまり、感謝しかありません。
20211106
来週水曜です。残席わずか。─
■講座|大貫俊夫|中世ヨーロッパにまなぶ3|ファクトとフィクション3|修道士の生活 □11月10日(水)19時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=664
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大貫さんから……中世ヨーロッパの修道士について、現代日本に生きる私たちは一定のイメージを持っているように思います。静寂の聖堂や回廊で祈りの時間を大切にし、写字室では黙々と美しい写本を作る。街に出た托鉢修道士は雄弁な説教で人々を魅了し、中世末になると堕落の一途をたどる、など。今回は、一次史料を読み解きながら修道生活の実態を再現したいと思います。
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アンジェリコ修道士と『ブルゴーニュ・ロマーヌ』初版本
https://www.kogei-seika.jp/shop/romanesque_photo.html
20211104
公開しました。─
■通信講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ18|雅歌|聖母マリアと相聞歌
□公開|2021年11月4日-2022年2月6日/約90分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=673
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金沢さんから……旧約聖書の「雅歌」は若き男女の愛の歌です。神は登場しないのですが、神(花婿)と人(花嫁)との相聞歌として読まれることを想定したものとされます。ニュッサのグレゴリオスやクレルヴォーのベルナルドゥスなど、ユダヤ教的解釈とはことなるキリスト教的解釈もなされてきました。聖母マリアの図像にも多く描かれます。講座では、雅歌と聖母のイメージをさまざま紹介してゆきます。
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以下は再来週。
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■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ72|新約篇1|受胎告知
□11月18日(木)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=666
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今週はずっと出張です。旅先のホテルで遠藤周作のドキュメンタリーをみていました。青花のロマネスク取材も、ずっとつづけている金沢さんの講座も、「キリスト教(美術)について」というより、「キリスト教(美術)と私たち」について、おのずと考えるようになります。写真は『工芸青花』15号より、受胎告知と降誕図(ロシアイコン)。(S)
20211103
骨董通販サイト seikanet 公開中です(11月14日まで)。今回は自由出品。出店者の作品解説もぜひ御一読ください。https://store.kogei-seika.jp/
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サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。
─
今回の出品者(50音順)
#甍堂
#膏肓社
#骨董いわた
#古美術栗八
#古美術りつ
#そらんじ
#道具屋広岡
#ルクラシック
#galleryuchiumi
#montique
20211102
今日まで。「さる山」の骨董はひさしぶり。─
■展覧会|さる山スタイル2
□10月29日-11月2日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211001.html
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以下も配信中です。
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■通信講座|工芸と私13|猿山修+沢山遼+山本千夏|「さる山」のいま
□公開|2021年10月28日-2022年1月30日/約100分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=672
20211101
骨董通販サイト seikanet 公開しました。今回は自由出品です。https://store.kogei-seika.jp/
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seikanet 監修者、古美術栗八の高木孝さんの連載「骨董入門」も更新しました。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi/017.html
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〈箱がなければ、ただの錆びた使えぬ大きな鉄釘で、とうの昔に捨てられていたでしょう。箱には「東大寺大仏殿瓦釘」と墨書きされ、東大寺の焼印が捺されています〉