20180830
Textile n+R(中村夏実+林礼子)による「百思百布」展、はじまりました(神楽坂一水寮。9月16日まで。木金土日13−19時。今日は青花会員と御同伴者、講座参加者のみです)。正方形(帛紗の寸法)にトリミングされた(縫われた)、イタリア、インド、インドネシア、オランダ、韓国、カンボジア、タイ、中国、ナイジェリア、日本、ブータン、ベトナム、マリ、メキシコ、ラオスその他の織物300点。ぜひ手にとって、それぞれの糸の手ざわりを感じてください。http://www.kogei-seika.jp/gallery/20180801.html
20180828
すこしさきですが、9月に「秦家、蔵出し」展をおこないます(21−23日@神楽坂一水寮。21日は青花会員と御同伴者1名のみ)。http://www.kogei-seika.jp/gallery/20180901.html
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〈いまの骨董(の概念)は秦秀雄(1898-1980)によってつくられたものでは、と、記事のあと思うようになりました。(略)甍堂の青井義夫さんや古道具坂田の坂田和實さんはじめ、多くの骨董商がいまも敬愛する秦ですが、今回、そのひとりである勝見充男さんの御協力をえて、秦秀雄がなくなるまで手もとにのこしていた〈佳品〉約80点を、はじめて展示販売します〉
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〈“秦好み” とは、氏が「かなうはよし。かないたがるは悪しし。」と語るように、かなわない物は国宝であっても否定して見向きもせず、かなうものは、まだ発掘の土がこびりついている陶片さえも、身辺に置き眺め愛した〉(勝見充男)
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出品作の一部を順次紹介してゆきます。
古伊万里輪線燭台/江戸時代中期
20180827
9月22日(土)夜は、ナガオカケンメイさんとの対談です。場所は世田谷のD&DEPARTMENT TOKYO(九品仏)。......
〈(工芸青花の)「ロングライフ」な品々に新たな価値を見つけ、次世代へと渡す、という試みは、D&DEPARTMENTとも共通するものです〉(高木崇雄さん)
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そう思います。ナガオカさんのお話をきちんとうかがうのははじめてなので、たのしみです。
https://static.d-department.com/jp/archives/people/57586
20180826
奈良から大分へ。サリーガーデンで望月通陽さんの新作スリップウェア展(焼成は山田洋次さん)。50糎内外の大鉢約30点。壮観。描かれた章句も味わいぶかい。9月2日まで。これから福岡へ。20180824
暑い夏。打合せのあと、これから奈良。つぎの撮影です。20180823
9月は取材と催事がつづきます。他流試合もあります。21日(金)夜は青山ブックセンターで、輪島の塗師の赤木明登さんと対談「黒田泰蔵の白磁と民藝」です。『工芸青花』10号刊行記念であり、所収の赤木さんの黒田論(力作です)についてうかがうつもりですが、赤木さんの近刊『二十一世紀民藝』でとりわけおもしろかった「下手(げて)」論のことも話せたらと思っています。黒田さんの白磁に「下手」をみいだす赤木さんの視点/思想や、黒田泰蔵以後の工芸といえる「生活工芸」の話もできたら。http://www.aoyamabc.jp/event/kougei-akagi/
20180821
先週末は中村好文さんと増田奏さんの講座「住宅設計入門」の2回目(見学会)でした。おふたりとみなで遠足のように、中村さん設計の住宅めぐりをしました。https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=231
20180817
■建築家・中村好文さんとゆくシェーカーの旅(10月25−31日)http://www.kogei-seika.jp/news/shakertour2018.html
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〈最初の訪問以来、私のシェーカー観は変わりはじめました。シェーカーの生活は衣食住を丸ごとすくい上げるように見ていく方がいっそう興味深いことに気づいたのです。家具や建築を取り出して単独に評価するべきではなく、日常生活という穏やかな時間が生み出した副産物としてそれらが見えるようになってはじめて、彼らの簡素な生活から多くのことがらが学べるのだと思います〉(中村好文「シェーカー、日々の暮らしを敬愛する人たち」)
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*シェーカー教団はアメリカで興隆したプロテスタントの一宗派。19世紀半ばには約6000人の男女教徒がアメリカ各地、十数ヶ所の自給自足的共同体(ヴィレッジ)で生活した。そのシンプルな暮しぶりと、美しい家具、建築で知られる。
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参加者募集中です。
■お問合せ・お申込み=ブルーム・アンド・グロウ(橋本・小山)|T 0797-23-8740|travel@bloom-grow.jp
20180815
参加者募集中です。かつておなじ時期に取材したのですが、楽園にいるような日々でした。……
■建築家・中村好文さんとゆくシェーカーの旅(10月25−31日)
http://www.kogei-seika.jp/news/shakertour2018.html
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「シェーカー」をこよなく愛する中村さんとともに、アメリカにのこる3ヶ所のシェーカーヴィレッジ(ニューヨーク州マウントレバノン、マサチューセッツ州ハンコック、ケンタッキー州プレザントヒル)をたずねる旅です。プレザントヒルではシェーカーヴィレッジ内に宿泊予定です。メイプルその他、黄葉がとても美しい季節です。
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〈いくつかのシェーカー村を訪ね歩き、建物や家具を自分の手で撫で回しながらつぶさに見てまわると、シェーカーの印象は本で想像していたものとまるで違っていました。(略)室内も家具も写真よりずっと穏やかな人肌の暖かさと大らかな包容力を宿しているように感じられたのです〉(中村好文「シェーカー、日々の暮らしを敬愛する人たち)
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*お問合せ・お申込み=ブルーム・アンド・グロウ(橋本・小山)|T 0797-23-8740|travel@bloom-grow.jp
20180814
あらたな催事のお知らせです。9月に秦秀雄展、10月に「建築家・中村好文さんとゆくシェーカーの旅」を企画しました。よろしければぜひ。……
■茶話会|大坊勝次|珈琲屋A
□9月17日(月)13時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=244
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■茶話会|大坊勝次|珈琲屋B
□9月17日(月)15時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=245
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■茶話会|大坊勝次|珈琲屋C
□9月17日(月)17時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=246
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■講座|工芸と私24|井出幸亮+三品輝起|すべては雑貨?
□9月18日(火)19時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=247
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■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ40|ロマネスクの宇宙1|動物と怪物
□9月20日(木)18時半@自由学園明日館ホール(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=248
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■展覧会|秦家、蔵出し
□9月21-23日@工芸青花(神楽坂)
*21日は青花会員と御同伴者1名のみ
http://www.kogei-seika.jp/gallery/20180901.html
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■展覧会|日置路花の書
□9月27−30日+10月4−7日+11−14日@工芸青花(神楽坂)
*9月27日は青花会員と御同伴者のみ
http://www.kogei-seika.jp/gallery/20180902.html
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■講座|河島思朗|ギリシア・ローマ神話36|ヘラクレスの系譜
□9月27日(木)19時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=249
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■旅行|建築家・中村好文さんとゆくシェーカーの旅
□10月25−31日/7日間
http://www.kogei-seika.jp/news/shakertour2018.html
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以下も引続き募集、開催します。
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■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ39|隠修士─砂漠の修行者たち
□8月23日(木)18時半@自由学園明日館ホール(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=240
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■展覧会|百思百布
□8月30−31日・9月1−2日+6−9日+13−16日@工芸青花(神楽坂)
*8月30日は青花会員と御同伴者のみ
http://www.kogei-seika.jp/gallery/20180801.html
20180811
高木崇雄さんのブログ「工芸入門」更新しました。今回は「Good Vibrations」。鶴林万平さん(sonihouse)のスピーカーの話です。……
〈そしてただ立ち尽くし、耳を澄ませているうちにわかったこと。それは、音が鳴っているのではなく、スピーカーが鳴っているのでもない、ということでした。つまり、空気が鳴っているのではなく、自分が鳴っている〉
〈そう考えると、もたらされる存在、見いだす存在がいない場合に情報は存在するのか、という新たな疑問も湧いてきます。つまり、聞く人のいない深い山中において、木は音を立てずに倒れるのか〉
http://kogei-seika.jp/blog/takaki/019.html
20180810
「川端実の絵」展、日曜日までです(神楽坂一水寮。12日まで。13-19時)。おそらくあまり実見する機会のない小品もでています。http://www.kogei-seika.jp/gallery/20180701.html
20180809
新刊『工芸青花』10号の紹介のつづきです。写真は後半の4章から。本も縁ですね。……
『工芸青花』の販売店一覧、更新しました。手にとって御覧いただけます。
http://www.kogei-seika.jp/about/booksellers.html
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ウェブサイトでも販売しています(目次もわかります)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=242
20180808
新刊の『工芸青花』10号を紹介します。写真は前半の4章から。……
先日きかれたので、あらためて考えてみました。「なんのために青花をやっているのか」「工芸青花をつくりつづけるため」「なんのために工芸青花をつくりつづけるのか」「この時代の人がなにを感じて、なにを考えたかを(後世に)つたえたいから」。大判・布張りという装丁は、若いころに好きだった工芸本のスタイルにならったものです。ジャンルをうけつぎたいと思いました。
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『工芸青花』の販売店一覧、更新しました。手にとって御覧いただけます。
http://www.kogei-seika.jp/about/booksellers.html
……
ウェブサイトでも販売しています(目次もわかります)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=242
20180804
「川端実の絵」展、再開しています(神楽坂一水寮。8月12日まで。木金土日13−19時)。20-40センチほど、60年代から90年ごろの小品。……
〈日本では年齢を重ねるとお弟子さんが増えて偉くなってしまうけど、ここでは名もない新人もキャリアのある画家も同じ立場で評価されるのがいい、と仰っていました。そんな姿に、僕自身すごく影響を受けたと思います。(略)2011年に横須賀美術館で先生の逝去後初の大回顧展が開催されたとき、その作品を見て、「先生は亡くなったけれど、絵は死なないんだ」と思いました。自分の師であるということとまったく関係なく、僕は先生の絵が一番好きだから〉(原田治インタビュウより。『POPEYE』2016年12月号)
http://www.kogei-seika.jp/gallery/20180701.html
20180803
森岡督行さんのブログ「森岡書店日記」更新しました。今回は今年4月の日記。〈今月は赤木明登さんと三谷龍二さんの著書を読む機会を得た。その感想のメモを自宅でまとめる〉。写真も森岡さんの撮影。http://kogei-seika.jp/blog/morioka/032.html
20180803
ニットライター鳥古繰子さんのブログ「毛糸的世界」更新しました。今回が最終回。増補加筆して書籍化の予定です。……
〈2015年の春、ジャレッドはオフィスをブルックリンからアメリカの北西部、オレゴン州のポートランドに移している。場所が変わったことがBTブランドに与える影響についても知りたかった。「ニューヨークはあらゆることが起こる刺激的な街だけれど、常にトレンドに追いまくられて人と比べられるスタイルで、小規模なクリエイティブビジネスにとっては、あまり自由がない。でも自分には、自然や静かな暮らしも必要だったんだ」〉
http://www.kogei-seika.jp/blog/tricoquelicot/026.html
20180801
『工芸青花』10号の会員宛発送準備、ほぼ終りました。みなさんおつかれさまでした。明日午前中にゆうメールで発送します。https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=242