20201031

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」より(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=464

花=山葡萄、猿捕茨、灸花、山芍薬の実/器=鉄網籠

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/zTR6grr6YVwWMzgTZNeKlQ





20201031

『イラストレーション』の新刊12月号は「nakaban」特集。画家nakabanの仕事と思考を果実の房のようにみることができます。私も短文寄稿しました。
http://www.genkosha.co.jp/il/backnumber/2758.html

写真は青花でおこなったnakaban展「Anno Domini 2019 ロマネスクと私」より。nakabanさんとは会うとまずロマネスク(ゾディアック叢書)、そして古道具と生活工芸の話をします。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20190201.html





20201030

美術史家・金沢百枝さんの通信講座「キリスト教美術をたのしむ7|旧約篇6|創世記6|父祖アブラハムの物語」公開しました。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=468

〈イサクの犠牲は、カインとアベルの話に続いて、何で試すようなひどいことを? と疑問だったのですが、「神が止めた」ことが重要と聞いて納得しました〉(受講者アンケートより)

自由学園(目白)での金沢さんの講座、次回「旧約篇7|創世記7|イスラエル12部族の祖ヤコブの物語」は11月19日(木)18時半からです。こちらもお待ちしております。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=457





20201029

今日は多摩美の金沢百枝さんの講義によんでいただいて、『Subsequence』編集長の井出幸亮さんと、「生活工芸」についての話などしました。時代の変化を、変化後に生れた人々に語るときのピントあわせがむつかしくも新鮮でした。写真はセラ作品。





20201028

美術批評家・沢山遼さんの通信講座「工芸と私5|「生活工芸」の思想」公開しました。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=465

新刊『絵画の力学』(書肆侃侃房)が評判の沢山さんの「もうひとつの側面」が語られます。バウハウス、民藝、古道具坂田──「工芸とはなにか」という問いをめぐる、スリリングな考察。作り手が美を目的とした時点で工芸ではない? など。

写真は『工芸青花』13号特集「民藝と美」より。先日のトークでも話題になりましたが、ほぼ同世代であり同時代を生きた柳宗悦と北大路魯山人(の工芸論)は対で読むべき、というのが村上隆さんの持論で、これはほんとうにそう思います。あんがい魯山人のほうが中庸です。





20201027

「古道具坂田」が閉店しました。ほんとうにおつかれさまでした。坂田さんと会っていなければ、いまの私も、青花もありませんでした。
http://sakatakazumi.com/sakata/index.html

museum as it is はかわらずあるし、坂田さんの記事もつくりつづけます。本もだします。写真は『工芸青花』次号15号特集「書と古道具─坂田和實と日置路花」より。





20201026

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=464

〈前回とがらりとかわりました。これも秋。(略)時代はかわり、自然もかわります。花は時代の記録、記憶でもあります〉(川瀬敏郎)

花=楓、漉油、小菊/器=古銅管耳一文字瓶
撮影=佐々木英基/川瀬敏郎事務所

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/zTR6grr6YVwWMzgTZNeKlQ





20201024

村田森さんと村上隆さんの陶器店「となりの村田」(京都)が今日明日開店しているのにあわせて、明日(25日)午後、「魯山人と生活工芸」トークがあります。私も参加し、村上隆さんのお話をうかがいます。テーマは「生活工芸への新解釈と逸脱」。昨年、『工芸青花』12号「村上隆と古道具坂田」特集に掲載したインタビュウの続篇、というか更新する内容になりそうです。
https://zingarokk.com/news/9214/





20201024

ロマネスク・アクセサリ「ベアトゥス写本」、オンライン販売中ですが、監修の美術史家・金沢百枝さんによるベアトゥス写本の解説動画をサイトに追加しました(そのまま御覧いただけます)。「天使の翼」は『ウルジェイ・ベアトゥス』(スペイン/10世紀末)より。
https://www.kogei-seika.jp/shop/romanesque_accessory.html

金沢さんの通信講座「キリスト教美術をたのしむ6|旧約篇5|創世記5|ノアの方舟とバベルの塔」の公開は、明日25日(日)までです。こちらもぜひ。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=444









20201023

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=462

《花=薄、松、楓/器=古銅亜字形華瓶》(部分)

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/zTR6grr6YVwWMzgTZNeKlQ





20201021

ロマネスク・アクセサリ(ベアトゥス写本)は美術史家の金沢百枝さん監修、アクセサリ作家の佐藤祐子さん制作によるシリーズです。サイトに、金沢さんのコメント追加しました。
https://www.kogei-seika.jp/shop/romanesque_accessory.html

〈今回のアクセサリは、青花が本づくりを主とする会なので、中世写本をテーマとし、彩飾写本の華である『ベアトゥス黙示録註解写本』のうち、ロマネスク期の2冊をえらびました〉

「星」は『サン=スヴェール・ベアトゥス』(フランス/11世紀半ば)より。オンライン販売しています。
https://shop.kogei-seika.jp/products/list.php?category_id=24







20201019

古典学者・河島思朗さんの通信講座「ギリシア神話入門|ホメロス『イリアス』の世界」全3回分、公開しました(来年1月24日まで)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=463

〈古代ギリシア・ローマの神話や文化を知る新しいシリーズです。3回にわたり古代ギリシアの詩人ホメロスが作った『イリアス』の世界を見つめます〉
〈『イリアス』は紀元前8世紀ころに作られた叙事詩で、現存するヨーロッパ最古の文学作品です。口承によって伝えられた詩ですが、全24巻もあります。トロイア戦争の伝説を題材としているので、わたしたちが読むことのできるギリシア最古の神話でもあります。アキレウスやヘクトール、アイアースなどの英雄たちが活躍する世界、オリュンポスの神々がとりまく世界です〉
〈『イリアス』は古い神話を伝える物語ですが、文学作品としての完成度がとても高く、ヨーロッパ文学のなかでもっとも重要な作品のひとつでもあります。戦争を題材としていますので、人間の生と死が如実に表されます。そこでは「生きるとは何か」が問われています〉
〈第1回は『イリアス』が織りなす世界を概観し、文学作品としての特性と主題を明らかにします。それは、いま、わたしたちがこの作品を読む意味を問い直すことになります。第2回は『イリアス』に描かれる運命に着目し、人間の死、そして生の在り方について考えます。第3回は神々と人間のかかわりを見つめ、ギリシア神話が息づく文化に触れます。全3回の講座を通じて、2800年間世界中で読まれつづけた『イリアス』を味わいます〉(河島さんから)

仕事で眼がつかれたとき遠くをみるように、精神も。





20201019

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=462

〈この週は能でいえば老女もの。凄絶な老い、狂える姿のように みえます。しかし内面はしずまっている。澄んでいます〉

花=薄、臭木/器=古銅曾呂利花入
撮影=佐々木英基/川瀬敏郎事務所

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20201017

あらたな催事のお知らせです。

■講座|工芸と私45|分藤大翼|知ることと見ること:アフリカの樹皮布
□11月25日(水)19時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=459

〈昨秋、私は「タパ-坂田和實が見つけた94枚」という展覧会に行きました。「アフリカの樹皮布」の展示でした。展示品は、実物ならではの見ごたえのあるものでした。対して、展示品に関する説明は見あたらず、「何はともあれ物を見ろ」ということかと、分かるような分からないような気分を味わいました〉
〈今春、私はアフリカの森で、現地の人たちに樹皮布を作ってもらいました。今回の講座では、持ち帰った実物や工程を記録した映像を見ていただきながら樹皮布について説明したいと思います。また、あわせて森の民の生活についても紹介したいと思います。そして、言葉やイメージによって物の見方にどのような変化が生じるのか、皆さんから教わりたいと思います〉(分藤さんから)

本の通信販売もしています。

■『タパ―坂田和實が見つけた94枚』 2019年 大和プレス刊
□青井義夫(古美術甍堂)/青柳龍太(現代美術家)/安東敬三(花元)/菅野康晴(新潮社『工芸青花』)/本田慶一郎(本田)著
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=290







20201017

あらたな催事のお知らせです。

■講座金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ60|旧約篇7|創世記7|イスラエル12部族の祖ヤコブの物語
□11月19日(木)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=457

〈アブラハムの息子イサクはやがて嫁を迎え、双子が生まれます。ヤコブとエサウです。イスラエルの12部族の祖となるヤコブの物語をみてゆきます。そこには、いまとかわらぬ家族の愛憎、確執があります。中世キリスト教美術を主に、ユダヤ教写本や近現代の作品もまじえながら解説します〉(金沢さん)

以下も引続き募集中です。

■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ59|旧約篇6|創世記6|父祖アブラハムの物語
□10月22日(木)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=433

写真はロシア、ノヴゴロドの聖ソフィア大聖堂の朝。11月刊の『工芸青花』15号で特集します。





20201013

通信講座「工芸と私4|大塚潔+田代裕一朗|李朝白磁の魅力と見方」、公開は10月18日(日)までです。しめくくりの話は、自分本位に考えないこと、でした。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=441





20201013

高木崇雄さんの連載「工芸入門」更新しました。今回は「ナイアガラ」。大瀧詠一と柄谷行人の話です。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takaki/044.html

〈つまり、正史とされる歴史が強化するジャーゴンを反復するのではなく、正史が何を語らなかったかについて執拗に観る、という態度を貫くこと〉

写真はメキシコのブリキ絵。





20201013

森岡督行さんの連載「森岡書店日記」更新しました。今回は今年1月の日記。まだ「以前」の日々。
https://www.kogei-seika.jp/blog/morioka/048.html

〈日常の何げないこのような時間が面白いと思う。中国の武漢では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染者の治療に特化した病院を建設していて、工期はわずか10日というニュースがある。武漢をはじめとする複数の都市では交通遮断され、4100万人が移動制限を受けているとも。3月に北京、5月に上海に行く予定があるので、それまでにはおさまってほしい〉

写真は北京。





20201012

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=461

《花=栃、山芍薬の実/器=須恵器壺》

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20201012

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=461

《花=花蘇芳、松、蔓梅擬/器=須恵掛花入》(部分)

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20201012

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=461

秋は実りの季節。あけびの紫、はじけた柘榴......。果実は草木の絶唱のかたち、命の連鎖のメッセージでもあります。(川瀬敏郎)

花=木通の実、虫狩、楓、薄/器=常滑大壺
撮影=佐々木英基/川瀬敏郎事務所

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20201009

オンライン販売のお知らせ
https://www.kogei-seika.jp/shop/romanesque_accessory.html

ロマネスク・アクセサリ(ベアトゥス写本)は美術史家の金沢百枝さん監修、アクセサリ作家の佐藤祐子さん制作によるシリーズです。

ベアトゥス写本はあざやかな色彩とのびやかな線の挿絵が魅惑的な中世の写本群です。原本はスペインの修道士ベアトゥスによる「ヨハネ黙示録」の註解書(776年)で、10−13世紀の彩飾写本約30冊が現存しています。

「木」......小鳥たちが集う楽園の木々でしょうか。『サン = スヴェール・ベアトゥス』(フランス南西部/11世紀半ば)より。





20201009

オンライン販売のお知らせ
https://www.kogei-seika.jp/shop/romanesque_accessory.html

ロマネスク・アクセサリ(ベアトゥス写本)は美術史家の金沢百枝さん監修、アクセサリ作家の佐藤祐子さん制作によるシリーズです。

ベアトゥス写本はあざやかな色彩とのびやかな線の挿絵が魅惑的な中世の写本群です。原本はスペインの修道士ベアトゥスによる「ヨハネ黙示録」の註解書(776年)で、10−13世紀の彩飾写本約30冊が現存しています。

「十字架」......悪しきものからの守りを表します。『ウルジェイ・ベアトゥス』(レオン王国/10 世紀末)より。





20201009

オンライン販売のお知らせ
https://www.kogei-seika.jp/shop/romanesque_accessory.html

ロマネスク・アクセサリ(ベアトゥス写本)は美術史家の金沢百枝さん監修、アクセサリ作家の佐藤祐子さん制作によるシリーズです。

ベアトゥス写本はあざやかな色彩とのびやかな線の挿絵が魅惑的な中世の写本群です。原本はスペインの修道士ベアトゥスによる「ヨハネ黙示録」の註解書(776年)で、10−13世紀の彩飾写本約30冊が現存しています。





20201008

中村好文さんが手がけた軽井沢の家の階段。手摺制作は横山浩司さん。『工芸青花』11号より。
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika011.html





20201008

今日の講座(中村好文+増田奏/住宅設計入門)から、中村さんが設計した住宅の手すりいろいろ。





20201008

中村好文さんと増田奏さんの講座「住宅設計入門」、今日からはじまりました(全5回)。講師おふたりに受講者6人(プロ教室)と10人(ビギナー教室)。今回も濃く、深く、たのしくなりそうです。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=389
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=388





20201006

千葉県長南町のmuseum as it isでは「望月通陽展 一行の詩のために リルケ『マルテの手記』に寄せて」がひらかれています(2021年3月28日まで。金土日祝開館)。建物の設計も中村好文さん。
http://asitis.sakatakazumi.com/200925/index.html





20201006

千葉県長南町のmuseum as it isでは「望月通陽展 一行の詩のために リルケ『マルテの手記』に寄せて」がひらかれています(2021年3月28日まで。金土日祝開館)。展示構成は望月さんと中村好文さん。
http://asitis.sakatakazumi.com/200925/index.html





20201006

千葉県長南町のmuseum as it isでは「望月通陽展 一行の詩のために リルケ『マルテの手記』に寄せて」がひらかれています(2021年3月28日まで。金土日祝開館)。
http://asitis.sakatakazumi.com/200925/index.html





20201005

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=447

《花=熊笹、天南星/器=信楽破壺》(部分)

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/zTR6grr6YVwWMzgTZNeKlQ





20201005

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=447

《花=松、桜蓼/器=白磁瓶》(部分)

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/zTR6grr6YVwWMzgTZNeKlQ





20201005

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=447

〈一枚のやつれた葉にも矜持があり、不足が不足にならず、自足した姿です〉

花=山栗、松
器=常滑壺
撮影=佐々木英基/川瀬敏郎事務所

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/zTR6grr6YVwWMzgTZNeKlQ





20201003

「日置路花の書」展、明日4日(日)までです(神楽坂一水寮。15−19時)。『工芸青花』ほかの書籍も販売しています。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20200901.html





20201003

「日置路花の書」展、明日4日(日)までです(神楽坂一水寮。15−19時)。安藤雅信さんのボウルほかもおいています。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20200901.html





20201003

「日置路花の書」展、明日4日(日)までです(神楽坂一水寮。15−19時)。安藤雅信さんのオランダ皿もおいています。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20200901.html





20201002

(承前)〈今や我々を含めた誰もが、意識/無意識にかかわらず、超高度な資本主義社会のシステムの中に組み入れられ、一消費者として日々その活動を支えるエンジンとなっているのだから。生活工芸とはそもそも、そうした人間性を疎外する社会に対する反映(リフレクション)として生まれたささやかな、個人的な抵抗運動のようなものであった〉〈そして今、近代化が要請する「経済原理とそれに伴う成長至上主義」に抵抗せんとの意図から生まれたかつてのカウンターカルチャーもまた、歴史的なレガシーとして資本に取り込まれ、そのイメージが商業に利用されている。人間が生み出したモンスターたる資本主義は、何人たりとも逃すことはない〉(井出幸亮「個人的な抵抗」『工芸青花』12号特集「生活工芸派と二〇一八年」より)
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika012.html

のがれられないかもしれないけれど、かれら(生活工芸の作家たち)はつくること(その「つくりかた」)で抵抗をつづけているんだなと、昨日話していて思いました。







20201002

おとといのオンライントーク「生活工芸と雑誌メディア」を御覧いただいた方々、ありがとうございました。主催の書店「READAN DEAT」の清政さんにはお世話になりました。

「生活工芸の時代」とされる(とくに)2000年代に、20代、10代だった人たちの分析や率直な意見がきけてよかったと思います。大小とわずできごとのあつまりであるある時代を、小さな事実にも眼をこらしつつ、50年、100年といったものさしではかることも大事だなと思いました。

以下は参加者のひとり井出幸亮さん(『Subsequence』編集長)の文章より。トークでも「美」の重要性について話していました。〈そうした意味で、運動体としての生活工芸においては、すでにかつてのような「革新」への力や意味は相対的に小さくなりつつあるというのが筆者の認識である。しかし一方で、それが成し遂げたことの大きさを振り返ってみれば、彼らの志向した「生活の中にある美」というコンセプトは、今や日本のみならず世界中に普及し、大量のフォロワーを生み出している。その影響の範囲はあまりに大きすぎて捉えようもないほどだ。(略)「権威や技術への盲信」から離れた「生活工芸」的な感性を難なく理解し、さまざまな形で実践する人々は、今やあらゆる場所、あらゆる世代に急速に広がっているように思う〉(「民藝とヒップホップの間に」『工芸青花』9号特集「村上隆と坂田和實」より)
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika009.html






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