20210831
品切になっていたものも再入荷しました。─
■ロマネスク・アクセサリ|ベアトゥス写本
□監修|金沢百枝+制作|佐藤祐子
https://www.kogei-seika.jp/shop/romanesque_accessory.html
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ロマネスク・アクセサリ(ベアトゥス写本)は美術史家の金沢百枝さん監修、アクセサリ作家の佐藤祐子さん制作によるシリーズです。ベアトゥス写本はあざやかな色彩とのびやかな線の挿絵が魅惑的な中世の写本群です。原本はスペインの修道士ベアトゥスによる「ヨハネ黙示録」の註解書(776年)で、10-13世紀の彩飾写本約30冊が現存しています。そのうち『ウルジェイ・ベアトゥス』と『サン=スヴェール・ベアトゥス』より、モチーフを選びました。
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■『ウルジェイ・ベアトゥス』 レオン王国 10世紀末
□十字架......悪しきものからの守りを表します
□天使の翼......翼のつけ根のぐるぐるなど、勢いのある表現が独特です
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■『サン = スヴェール・ベアトゥス』 フランス南西部 11世紀半ば
□星......天上世界を表す星は、白い花のように描かれています
□小鳥......殉教者の魂を表しています
□木......小鳥たちが集う楽園の木々でしょうか
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20210830
今日は和紙問屋の森木ペーパーさんで打合せでした。『工芸青花』の次号17号の見返しに、石州の手漉き和紙をつかうことになりました。和紙とはなにか、から、原料、製法、各産地の現状、海外での評価など、うかがいました。もっとはやくに知っておくべきことでした。今後は毎号、産地をかえて、ほんものの和紙を見返しにする予定です。解説も附し、筆者は若菜晃子さんです。20210829
たけのこ村の窯焚きでした(たけのこ村は北部九州のやきものづくり集団)。写真は八女の岩戸山古墳。─
たけのこ村とゆかりふかい花人、杉謙太郎さんの本の発売をはじめました。
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■『忘草 東京』
□花|杉謙太郎 音楽|内田輝 写真|奥山晴日 装丁|猿山修
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=630
20210827
今日からです(本日27日は青花会員と御同伴者1名)。─
■展覧会|古い道具
□8月27日(金)-31日(火)13-20時@工芸青花(神楽坂)
*8月27日は青花会員と御同伴者1名
□出品|冨永淳(古い道具)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210801.html
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昨日、展示を終えた冨永さんにお話をうかがいました。古道具坂田のこと、三谷龍二さんとの縁、「古道具」というジャンル、現代工芸の「弱さ」についてなど。
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■青花茶話7|冨永淳|「古い道具」展のこと
https://www.youtube.com/watch?v=qmJEIu0uH34
20210826
明日から(明日27日は青花会員と御同伴者1名)。─
■展覧会|古い道具
□8月27日(金)-31日(火)13-20時@工芸青花(神楽坂)
*8月27日は青花会員と御同伴者1名
□出品|冨永淳(古い道具)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210801.html
20210825
夏もそろそろ終り。─
■日置路花の書
https://www.kogei-seika.jp/shop/hiokiroka.html
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夏みかんいづこも遠く思はるヽ 耕衣
https://shop.kogei-seika.jp/products/list.php?category_id=25
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日置路花さん(1936年生れ)のことは、かねてより古道具坂田の坂田和實さんからきいていました。坂田さんのところで書をみて、撮影したこともあります。その後路花さんとお眼にかかり、お話をうかがいました。少女時代から病弱で、書を教えて生きてゆこうと思ってはじめたこと。師事した岡部蒼風、同志だった新井狼子のこと。「やまほど書かないと、きれいなまま終ってしまう。家庭料理のように、あたりまえのものにならないと」(「日置路花の書」展@工芸青花より)
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20210823
今週末からです。─
■展覧会|古い道具
□8月27日(金)-31日(火)13-20時@工芸青花(神楽坂)
*8月27日は青花会員と御同伴者1名
□出品|冨永淳(古い道具)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210801.html
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京都に「古い道具」という、土曜日しか開いていない古道具屋があり、その店主の冨永淳さんの展観です。古道具坂田の坂田和實さんの本『ひとりよがりのものさし』の中国語版が、はやければ年内に上海の出版社から出ることになり、解説を依頼されました。そこであらためて坂田さんのこれまでの文章や発言をまとめて読み、とくにいま響いたのは、「自分(坂田さん自身)も批判されなければいけない」との言葉でした。批判されることで枝葉が落ち、芯がのこる。「枝葉」とは物であり、「芯」とは行為、思想です。冨永さんの選択、陳列にも、気骨があります。批評精神のようなものです。(菅野)
20210822
骨董通販サイト seikanet 公開中です(8月31日まで)。今回は「秋の骨董、豊穣と枯味」特集。追加出品も随時あります。https://store.kogei-seika.jp/
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青花の活動をつうじて、それまで骨董に縁をもたなかった人々が、古物と出会い、もとめ、日々をともに暮すよろこびを語るのをきいてきました。人と会って話してはじめてわかることがあるように、美術や工芸も、ともに暮すことでしか得られないよろこびがあります。seikanet が、そうした縁をむすぶ場になることを願っています。
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サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。
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今回の出品者(50音順)
#膏肓社
#骨董いわた
#骨董うまこし
#古美術栗八
#古美術祥雲
#古美術りつ
#そらんじ
#道具屋広岡
#トリピエ
#南方美術店
#ルクラシック
#montique
20210821
川瀬さんの新刊は『一日一花』以来、9年ぶりです。─
■川瀬敏郎『花をたてる』
□2021年7月刊
□A4判|上製本|箱有|208頁
https://www.kogei-seika.jp/book/hana_o_tateru.html
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『花をたてる』を販売してくださるお店を募集しています。info@kogei-seika.jp までお知らせいただけましたら幸いです。
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If there are any bookstores and galleries abroad, interested in selling this book, please contact info@kogei-seika.jp. You will be most welcome.
20210820
来週からです。東京での個展は初。─
■展覧会|古い道具
□8月27日(金)-31日(火)13-20時@工芸青花(神楽坂)
*8月27日は青花会員と御同伴者1名のみ
□出品|冨永淳(古い道具)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210801.html
20210819
編集中。5万字をこえそうです。手ごたえあります。─
■『工芸青花』17号|特集「生活工芸の時代(仮)」
□2021年秋刊行予定
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=4
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文1|村上隆
文2|菅野康晴
対談1|三谷龍二+村上隆
対談2|赤木明登+村上隆
対談3|辻和美+村上隆
対談4|内田鋼一+村上隆
対談5|安藤雅信+村上隆
対談6|松本武明+村上隆
対談7|広瀬一郎+村上隆
対談8|平松洋子+村上隆
対談9|高橋みどり+村上隆
対談10|伊藤まさこ+村上隆
対談11|有山達也+村上隆
座談会|赤木明登+安藤雅信+内田鋼一+辻和美+三谷龍二+村上隆
20210816
骨董通販サイト seikanet 公開しました(8月31日まで)。今回は「秋の骨董、豊穣と枯味」特集。追加出品も随時あります。https://store.kogei-seika.jp/
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サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。
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今回の出品者(50音順)
#膏肓社
#骨董いわた
#骨董うまこし
#古美術栗八
#古美術祥雲
#古美術りつ
#そらんじ
#道具屋広岡
#トリピエ
#南方美術店
#ルクラシック
#montique
20210815
骨董通販サイト seikanet は本日(8月15日)19時公開です。今回は「秋の骨董、豊穣と枯味」特集。https://store.kogei-seika.jp/
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seikanet 監修者、古美術栗八の高木孝さんの連載「骨董入門」更新しました。〈蒐集初心者にとっての「良い骨董屋」の見分け方は、実はあります〉
https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi/012.html
20210814
明日までです。─
■通信講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ13|旧約篇11|サムエル記|ダビデ
□公開|2021年5月11日-8月15日|約95分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=588
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〈旧約聖書の登場人物のなかで、もっとも人気があるのがダビデではないでしょうか。物語としてもおもしろく、巨人ゴリアテを倒す羊飼いの美少年から始まり、嫉妬されて逃亡、のちにイスラエルの王となり、ただ一度の罪は人妻バテシバと恋に落ちたこと。キリストの「御先祖さま」として新約聖書にも登場します。図版はロマネスクのほかにも初期中世からバロックまで、さまざまな時代のダビデ像とともに生涯を追います〉(金沢百枝)
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写真は2017年に金沢さんと取材したロッテルダム。次号の『工芸青花』で特集します。
20210811
品切でしたが、再入荷しました。─
■ロマネスク・アクセサリ|ベアトゥス写本
□監修|金沢百枝+制作|佐藤祐子
https://www.kogei-seika.jp/shop/romanesque_accessory.html
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ロマネスクの聖堂をめぐっていると、美しい空間のなかに、思わず微笑んでしまうような造形があります。10世紀後半から12世紀につくられたロマネスク美術は、古典古代の規範からも、近世ルネサンスの価値観からも自由な、西洋美術の歴史のなかでもとくべつな時代、と私は考えています。今回のアクセサリは、青花が本づくりを主とする会なので、中世写本をテーマとし、彩飾写本の華である「ベアトゥス黙示録註解写本」のうち、ロマネスク期の2冊をえらびました。しっかりと大地に根づいた聖堂を思わせる、存在感のあるアクセサリ。こんな御時世だからこそ、心はずむものでありますように。(金沢百枝/美術史家)
20210809
ようやく刊行できました。盆会という、祖霊を思う時節に。─
川瀬敏郎著『花をたてる』
https://www.kogei-seika.jp/book/hana_o_tateru.html
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「この国への遺言と思って取り組んだ本」──不世出の花人が15年の歳月をかけた集大成であり、花とは、日本とはなにかという問いに一身でこたえた、偉業というほかない書。『芸術新潮』連載「川瀬敏郎─たてはな神話」(2006-11年)を大幅に増補、加筆。
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目次
□玄人の花
□古層……土/ヒルコ/依代/スサノオ/常若/スクナビコナ/根の国/七枝刀/天の岩屋戸/神饌/荘厳/草木国土悉皆成仏/唐様の美/ハナ
□芸能……山をたてる/なげいれ/三具足/花王以来の花伝書/神の木/供花/ハレとケ/風姿花伝/七夕法楽/双花瓶/バサラ/少人の花/室町の美/再生/同朋衆/天地人/禅僧の花/禁忌/桃山の華/草木の風興/さび/入らずの森/花道/ツクヨミ/砂の物/専好立花/稲の国
□肖像……空海/西行/明恵/世阿弥/後鳥羽院/源実朝/能阿弥/雪舟/足利義政/一休/珠光/本阿弥光悦/千利休/松尾芭蕉
□祖形……宇宙樹/緑/神仏習合/平和/生死/水/縁起/鎮魂/花を生きる
□啓示
□あとがき
20210807
すこしですが、坂井咲子さんの染付磁器の通信販売をはじめました。青花の会のために制作されたものです。絵がとても上手です。https://shop.kogei-seika.jp/products/list.php?category_id=28
20210806
骨董通販サイト seikanet 公開中です(8月14日まで)。今回は自由出品。https://store.kogei-seika.jp/
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サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。
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今回の出品者(50音順)
#甍堂
#倉敷意匠計画室
#膏肓社
#骨董いわた
#骨董うまこし
#古美術川﨑
#古美術栗八
#古美術りつ
#そらんじ
#つつみ美術
#道具広岡
#トリピエ
#白鷺洞
#ルクラシック
#montique
#Sundries
20210805
更新しました。今回は昨年7月の日記。〈撮影時に着る衣装を試着する。靴のサイズが大きい。足のサイズが縮んだのかもしれない〉─
連載|森岡督行|森岡書店日記
https://www.kogei-seika.jp/blog/morioka/054.html
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9月に、森岡さんと美術家の遠藤薫さんの対談をおこないます。
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■講座|工芸と私52|遠藤薫+森岡督行|工芸の両義性
□9月22日(水)19時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=634
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写真は昨日につづきボイマンス美術館から、ドービニーの舟。1858年
20210804
来週です。─
■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ69|旧約聖書の女性たち|ルツ、ユディト、スザンナほか
□8月12日(木)18時半@自由学園明日館ホール(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=611
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金沢さんから……家父長制の物語ともいえる旧約聖書ですが、女性が活躍するストーリーもあります。今回は、孝行娘ルツ、まるでスパイのように敵陣に潜入し敵将の首をとるユディト、好色老人にいいがかりをつけられ窮地に陥るスザンナ……など、旧約聖書の女性たちを紹介します。
─
写真は2017年、金沢さんと取材したロッテルダムのボイマンス美術館。次号の『工芸青花』で特集します。
20210803
骨董通販サイト seikanet 公開しました(8月14日まで)。今回は自由出品です。夏らしい品々。さっそく追加出品もありました。https://store.kogei-seika.jp/
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サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。
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今回の出品者(50音順)
#甍堂
#倉敷意匠計画室
#膏肓社
#骨董いわた
#骨董うまこし
#古美術川﨑
#古美術栗八
#古美術りつ
#そらんじ
#つつみ美術
#道具広岡
#トリピエ
#白鷺洞
#ルクラシック
#montique
#Sundries
20210802
明日まで(写真は今朝の展示の様子です)。─
■展覧会|骨董と歴史:地母神と偶像
□7月30日-8月3日|13-20時@工芸青花
□出品|毛涯達哉(神 ひと ケモノ)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210701.html
─
毛涯さんと、美術史家・金沢百枝さんの通信講座「古代の地母神と偶像」も公開中です。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=631
20210801
骨董通販サイト seikanet は本日(8月1日)19時公開です。今回は自由出品。幅ひろい品々がそろいました。https://store.kogei-seika.jp/
─
seikanet 監修者、古美術栗八の高木孝さんの連載「骨董入門」更新しました。プロからも、初心者からも好評です。いろんな人生をかいまみる思いです。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi/011.html