20230529
明日まで。ノートは初日におこなった土屋美恵子さんの講座「よい布ってなんだろう」から。〈速度〉の項と、〈心〉の項。─
■展覧会|白、と布
□5月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|奈良木綿手紡ぎの会
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20230501.html
20230527
はじまりました。糸、タオル、アームウォーマーなど。主宰の土屋美恵子さんも在廊予定です。「よい布ってなんだろう」と題した昨夜の講座がとてもよかったので(趣味、好みにながれず、正面から、構造的に語られていた)、つづきをぜひ。─
■展覧会|白、と布
□5月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|奈良木綿手紡ぎの会
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20230501.html
20230525
グラフィックデザイナー米山菜津子さんの連載「工芸時評」、更新しました。https://www.kogei-seika.jp/blog/yoneyama/003.html
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〈「Studio 3Năm」というスタジオがベトナムにあり、その周辺の人たちがつくった本を15冊集めて紹介する、写真も展示する、というものだった。(略)15冊ぶん見終えたとき、正直なところ、自分は自分の最近の本のつくりかたに対して猛反省することになった〉
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撮影|米山菜津子
20230523
今週末から。糸車とどきました。講座の残席わずかです。─
■展覧会|白、と布
□5月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
*5月26日は青花会員と御同伴者1名
□出品|奈良木綿手紡ぎの会
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20230501.html
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■講座|工芸と私67|土屋美恵子|よい布ってなんだろう
□5月26日(金)18時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/1045
20230519
来週末から。─
■展覧会|白、と布
□5月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
*5月26日は青花会員と御同伴者1名
□出品|奈良木綿手紡ぎの会
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20230501.html
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■講座|工芸と私67|土屋美恵子|よい布ってなんだろう
□5月26日(金)18時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/1045
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私たちは生まれてからほとんどの時間、何かしらの布を身につけています。さまざまな布をえらび自在に楽しむことができる時代ではありますが、その布がどこでどのように、どんな材料から作られているのかに思いをめぐらすことはあまり無いのではないでしょうか? また、知ろうとしてもその背景は複雑で見えにくいものです。
「白、と布」では自らの手で綿花から糸を紡ぎ、布を織ることをこころざす「奈良 木綿手紡ぎの会」のメンバーがこしらえたタオルやアームウォーマー、ブローチなどをご覧いただきます。
本来布は、自然界のいのちあるものを素材にして、人が手をかけ丹精してようやく得られるもので、素材や人の息遣いが感じられるものでした。古に学びながら、とはいえ真似をしたり必要以上にあこがれるということなく、今の私たちとしての布をつくりたいものです。そのように作った布から何を受け取ってもらえるのか、あるいは受け取ってもらえないのか。布を介してみなさんとお会いできるのをとても楽しみにしています。(土屋美恵子)
20230518
文句のつけようがない実地(店・商い・姿勢)と、フェアで飛距離のある言葉、その両立ということでは、当代を代表する批評家ふたり(ともに京都人)の対談です。『喫茶店のディスクール』はこの時代に読まれるべき反時代的な本だし、「いま魯山人」オオヤさんのコーヒーものめます。─
■講座|工芸と私68|オオヤミノル+堀部篤史|店と本と時代と □6月18日(日)15時@工芸青花(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-68
20230516
古美術栗八・高木孝さんの連載「花と器と」更新しました。器は弥生広口壺。随想は「小林正樹監督のこと|その4」です。https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi_hana/028.html
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〈監督に贈られた「学規」は、40年以上も表具もされぬままメクリの状態でした。映画(しゃしん)作りに拘るように、恩師から贈られた「学規」の表装にも拘りがあったからこそ、メクリのまま保管されていたのでしょう。ある日、件の「学規」と数点の八一書を私のもとへ持参し、「表具をお願いしたい。一切は任せます」と置いていきました〉
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高木さん監修の骨董通販サイト seikanet も公開中。「酒器と茶器」特集です。
https://store.kogei-seika.jp
20230515
故・坂田和實さん(古道具坂田)の遺著『古道具もの語り』、先日校了し、販売予約をはじめました(販売店も募集しています)。よろしくお願いします。─
『古道具もの語り』
著者|坂田和實
発行|2023年5月25日/新潮社青花の会
A4判横本/麻布張り上製本/函有/カラー64頁
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〈東京目白にあった「古道具坂田」(1973-2020)は、骨董商の坂田和實さん(1945-2022。著書に『ひとりよがりのものさし』等。「museum as it is」創立者)がいとなんでいた店で、その質素な構えに反して、とくに1990年代以降は、分野も世代も国境もこえて多くの人々の心を照らし、ときには人生観までかえてしまうような店でした〉(『工芸青花』18号特集「古道具坂田とmuseum as it is」より)
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本書『古道具もの語り』は、2014年から19年まで東海道新幹線の車内誌に連載された記事(病気により中断)をまとめたもので、2022年になくなった坂田和實さんの遺著です。名著『ひとりよがりものさし』(2003年刊)の続篇的内容でありつつ(単著はこの2冊のみ)、約20年の歳月が、えらぶ物や、文章の色あいをかえています。
連載時の撮影にさいしては、物の配置や背景、構図なども提案していたという坂田さん。病床で、最後まで仕上りを気にしていたのも本書でした。
骨董、工芸界にとどまらず、現代日本の生活文化に大きな影響をあたえた「眼の人」の、いつものようにかろやかで、芯のある、最後のメッセージです。
20230514
骨董祭の会期中、茶人の木村宗慎さんによる展示と講座、呈茶をおこないます。茶道具としてつかわれてきた、各地の青花(染付の意)をみることができます。─
◽️展示|青花磁器と茶の湯
◽️6月10日|11-19時@工芸青花(神楽坂一水寮)
◽️6月11日|11-17時@工芸青花(神楽坂一水寮)
*骨董祭の入場券で御覧いただけます
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◽️講座+呈茶|木村宗慎|青花磁器と茶の湯
◽️6月10日(土)13-15時+呈茶@一水寮悠庵+HASABON(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-69-1
◽️6月11日(日)13-15時+呈茶@一水寮悠庵+HASABON(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-69-2
20230513
多治見の「ももぐさ」は雨、緑の季節でした。ミナペルホネン展後期の初日。20230512
奈良では、つちや織物所もたずねました。土屋美恵子さんと、今月末からの展示と講座の打合せでした。よい布とはなにか、手紡ぎ、手織りの意味──など、地道な実践と思索に裏打ちされた、借りものでない、「いまここでできること/すべきこと」の話でした。できたての布があかるくかがやいていました。糸車も神楽坂に届きます。─
■展覧会|白、と布
□5月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
*5月26日は青花会員と御同伴者1名
□出品|奈良木綿手紡ぎの会
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20230501.html
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■講座|工芸と私67|土屋美恵子|よい布ってなんだろう
□5月26日(金)18時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/1045
20230512
奈良で撮影と打合せ。あいまに奈良博へ。青銅器館はひさしぶりでした。https://store.kogei-seika.jp/products/4
20230510
seikashop(通販サイト)のinstagramアカウントをあらたにつくりました。よろしくお願いいたします。https://www.instagram.com/kogei_seika_shop/
20230510
5月末、展示と講座をおこないます。─
■展覧会|白、と布
□5月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
*5月26日は青花会員と御同伴者1名
□出品|奈良木綿手紡ぎの会
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20230501.html
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■講座|工芸と私67|土屋美恵子|よい布ってなんだろう
□5月26日(金)18時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/1045
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土屋さんから......いい布、魅力のある布ってなんだろうか、そして現代において手織りをする意味はどこにあるのかとずっと考えてきました。その答えは未だ定まりませんが、答えにつながる要素のいくつかは見つけることができたと思っています。いい布に近づくための回路として始めた「奈良 木綿手紡ぎの会」の活動や、繊維としての木綿のこと、畑での栽培のこと、ワタから布ができるまでをご紹介しつつ、日常とは少し違う目線で布そのものについて、眺めたり感じたりする時間になればと考えています。
20230507
『工芸青花』次号の撮影中。倉庫。(ありがとうございます)─
https://store.kogei-seika.jp/products/4
20230505
かつて、ある雑誌に、琺瑯のスイッチカバーについて書いたことがあります。住宅や事務所の壁にあるあれで、プラスチックから琺瑯製にかえたら、眼にも、手にもよかった、という体験談でした。ティッシュケースでもおなじ体験をしていて、家でも、編集部でも、つちや織物所のものをつかっています。そんなことも縁のひとつになって、土屋さんに、展示と講座をお願いすることになりました。よい布ってなんだろう、と、手仕事ってなんだろう、を、あらためて考えてみたいと思います。─
■展覧会|白、と布
□5月26-30日|13-20時|工芸青花(神楽坂)
*5月26日は青花会員と御同伴者1名
□出品|奈良木綿手紡ぎの会
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20230501.html
─
■講座|工芸と私67|土屋美恵子|よい布ってなんだろう
□5月26日(金)18時@一水寮悠庵(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/1045
20230503
第8回「青花の会骨董祭」、今年は6月9-11日(金土日)に開催します。出展者のみなさんの推奨品(9・10日用)がそろいました(11日用は後日)。詳細、コメント(みどころ等)はインスタグラムのストーリーズ+ハイライトで毎日紹介していますので、ぜひ御覧ください。https://www.instagram.com/kogei_seika/
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青花の会|骨董祭2023
6月9・10・11日@√K Contemporary(神楽坂)
*9日は内覧会(青花会員及び御招待者・販売有)
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2023.html
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出展......井上オリエンタルアート日本橋|大塚美術|花元|画室|加島美術|神 ひと ケモノ|工藝丹中|古童|古美術うまのほね|古美術川﨑|古美術京橋|古美術小林|古美術陣屋|古美術天宝堂|古美術肥後|古美術藤島|古美術三樹|古美術山法師|古美術28|四方堂|志村道具店|世田谷八木|草友舎|となりのトトや|中上|秦志伸|前坂晴天堂|利菴アーツコレクション|gallery uchiumi|IMADO|LAPIN ART|SEKIGAWA FINE ART|Swallowdale Antiques
20230501
古美術栗八・高木孝さんの連載「花と器と」更新しました。器は古銅花入。随想は「小林正樹監督のこと|その3」です。https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi_hana/027.html
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〈日本映画学校へ持参した、「これ一本」の広告案を監督の前に広げました。キャッチは「鋼鉄の日本映画/小林正樹の世界」、ビジュアルは発掘密教法具(平安時代の独鈷杵)を使った、モノクロのシンプルなものです〉
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小林正樹映画祭(1988年)の冊子表紙。時代をこえる傑作だと思います。そんな高木さん監修の骨董通販サイト seikanet もさきほど公開しました。
https://store.kogei-seika.jp