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20191228
昨日は青山の大塚美術で来年の「青花の会|骨董祭」の打合せでした。会期は2020年6月5・6・7日(金土日。5日は内覧会)、会場もラカグが赤城神社にかわり、あらたな企画の相談もできました。写真は大塚さんの床で、平安経筒と山口長男。
20191227
年内ぎりぎりでしたが、昨日、『工芸青花』の次号13号の校了作業を終えました。関係者のみなさん、今号もありがとうございました。刊行は来年1月末です。写真は特集記事のひとつ「川瀬敏郎の花 杉本家住宅」より。─
バックナンバーや定期購読(青花の会)の御案内もしております。よろしければぜひ。
https://www.kogei-seika.jp/book/
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=4
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20191224
来年2月におこなう「青花の会|工芸祭」の出展者および監修者の文章を公開しました。次代をになうギャラリーがつどい、2020年代の工芸を予感させる会にできたらと願っています。https://www.kogei-seika.jp/seikafes/kogei2020.html
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■日時
2月14日(金)17-20時 *青花会員と御同伴者のみ
2月15日(土)11-20時
2月16日(日)11-17時
■会場
BOOTLEG GALLERY
東京都新宿区改代町40(神楽坂/江戸川橋)
■見料
500円 *青花会員は無料
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■主題
「生活工芸」以後の工芸
■監修
松本武明(ギャラリーうつわノート)
山内彩子(Gallery SU)
■出展
ギャラリーうつわノート(埼玉)
翫粋(京都)
水犀(東京)
cite’(広島)
GALLERY crossing(岐阜)
Gallery NAO MASAKI(愛知)
Gallery SU(東京)
NOTA_SHOP(滋賀)
OUTBOUND(東京)
pragmata(東京)
SHOP & GALLERY YDS(京都)
toripie(京都/大阪)
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■対談1
赤木明登(塗師)+高木崇雄(工芸史家)
2月15日(土)13-15時 於工芸青花(神楽坂)
■対談2
沢山遼(美術批評家)+保坂健二朗(東京国立近代美術館)
2月16日(日)13-15時 於工芸青花
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写真はチラシです。デザインは長田年伸さん。長田さんには、かつて『「生活工芸」の時代』という本の装丁をお願いしたことがあります。近年は雑誌『アイデア』等でデザイン批評も手がける長田さんですが、今回は「らしくなさ」を心がけてくれたそうです。
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20191222
〈窓を背に、小曼さんが茶をいれていた。バーのカウンターのようにぶあつくながい板のむこう側に立ち、こちら側にすわる客たちに菓子と中国茶をだしていた。よいバーや珈琲屋の主人がそうであるように、立ち姿が美しかった。遠くからでも手数は多く感じるのに、彼女のまわりだけしずかだった〉(『工芸青花』12号「生活工芸派と二〇一八年」より)https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika012.html
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昨日まで京都で打合せでした。来年、神楽坂で「小慢|中国茶教室」をおこないます(いまのところ会員のみ)。
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20191218
【年末年始の作業について】2019年12月26日から2020年1月5日まで休業いたします。商品の年内発送を御希望の方は12月23日までに御注文いただけましたら幸いです(クレジットカード決済の場合。銀行振込でのお支払いは20日までに御入金ください)。それ以降の御注文品は年明け6日より順次発送します。よろしくお願いいたします。
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20191217
あらたな催事のお知らせです。─
■講座|工芸と私38|堀畑裕之|言葉と服
□1月15日(水)19時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=310
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■講座|河島思朗|ギリシア・ローマ神話44|ヘラクレス|12の難行その6|神話の世界観
□1月16日(木)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=308
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■講座|金沢百枝|ロマネスクへの旅|緑ゆたかなトスカナ、ウンブリア
□1月23日(木)18時半@自由学園明日館ホール(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=306
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■展覧会|生活工芸の作家たち3:もよう
□1月31日-2月9日@工芸青花(神楽坂)
*1月31日は青花会員と御同伴者のみ
□出品|安藤雅信/辻和美/三谷龍二
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20200101.html
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写真はアッシジのサン・フランチェスコ聖堂夕景と下堂のロマネスク壁画。わすれがたい日。
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20191213
昨夜は中村好文さんと増田奏さんの講座「住宅設計入門」の最終回でした。真夏の8月からほぼ5ヶ月、みなさんおつかれさまでした。講師おふたりのかけあい的講評はたのしく、するどく、図面や模型の変遷はみごたえがありました。来年もまた実施できたらと思っています。https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=280
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20191211
高木崇雄さんのブログ「工芸入門」更新しました。〈このごろ、失われる、ということに接する機会が多く、いささか寂しさを覚えていました〉とはじまる文で、能(能楽)の評とはこうしたものか──と感じ入りました。https://www.kogei-seika.jp/blog/takaki/035.html
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今日は広島で撮影でした。そのあと書店「READAN DEAT」へ。『工芸青花』を創刊時から置いていただいています。すこしまえ、店主の清政さんが『工芸批評』について書かれた一文「ブーメランを投げてでも」がとてもよかった。〈『工芸批評』は、その生活工芸のフィールドにあえて批評を持ち込もうという試みだ。うんちくの世界からせっかく解放された工芸にどうして批評が必要なのか。それは裾野を広げたその先で繰り広げられる出来事に、飽き飽きと、そして辟易させられている人たちが少なからずいるからではないだろうか〉
http://readan-deat.com/blog/2019/11/08/boomerang/
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20191207
「服とDM:坂田敏子」展、明日8日までです(神楽坂一水寮。13-19時)。https://www.kogei-seika.jp/gallery/20191101.html
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会場では『工芸青花』他の書籍も販売しています(ウェブサイトでも販売中)。以下は10号「坂田和實の眼 酒袋」特集より。〈東京目白にある古道具坂田の坂田和實さん(一九四五年生れ)は、千葉県長南町にある美術館 as it isの館主でもあります。二〇一五年から翌年にかけての展示で、壁にぐるりと貼られていたのが四、五十枚の酒袋でした。明治大正ごろのもので、酒や醤油を醸造するさいにを入れて圧搾するための袋です。くりかえしつかってやぶれたところにツギをあてています。前章(唐物籠の花)では無心や無私という語が願望として語られるのですが、これらの袋はすでにそこに達しているようにみえます。すでに「花」のようです〉
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika010.html
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20191204
「服とDM:坂田敏子」展、開催中です(神楽坂一水寮。12月8日まで。13-19時)。https://www.kogei-seika.jp/gallery/20191101.html
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20191202
今週木曜(5日)夜は美術史家・金沢百枝さんの講座「キリスト教美術をたのしむ|クリスマスの夜に」です(自由学園明日館@目白)。明日館の大きな聖樹の電飾もつくころ。以下は金沢さんから。〈年末恒例のクリスマス特別講座。降誕の物語はみなさん御存じだと思いますが、今年9月に取材したロシアや南西フランスはじめ、これまで撮りためた中世の降誕図を独自の角度からみてゆきます。予備知識なく、どなたでも参加できる講座です。ぜひ〉https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=299
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写真はオランダの少女によるサンプラー(刺繍練習布。1697年)。おととし、金沢さんとアムステルダムで取材しました(『工芸青花』9号)。
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika009.html
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