20220731
開催中です。シベリアのシャーマニズムに由来する、ペルミ(地名)様式の宗教美術の展観(販売有)。毛涯さんも会期中在廊予定で、図録等資料(露語)も持参してくれているので、そちらもぜひ御覧ください。─
■展覧会|骨董と歴史:シベリアの動物たち
□7月29日-8月2日|13−20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|毛涯達哉(神ひとケモノ)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20220701.html
20220730
はじまりました。小規模ですが、おそらく日本では初となる、ペルミ様式の宗教美術をまとめてみられる展示です。昨夜の毛涯さんの講座で、シャーマニズムはシベリアが本場であり、これらはその祭具でもあったことを知りました。既知のものをまなぶたのしみと、未知のものに出会うよろこびがありますが、今展は後者でしょう。毛涯さんは会期中在廊予定ですので、物だけでなく、ぜひその背景の話もきいてみてください。─
■展覧会|骨董と歴史:シベリアの動物たち
□7月29日-8月2日|13−20時|工芸青花(神楽坂)
□出品|毛涯達哉(神ひとケモノ)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20220701.html
20220729
今日から(本日29日は青花会員と御同伴者1名)。写真は「男女偶像/シベリア/10世紀頃」。手が翼、にもみえます。─
■展覧会|骨董と歴史:シベリアの動物たち
□7月29日-8月2日@工芸青花(神楽坂)
□出品|毛涯達哉(神ひとケモノ)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20220701.html
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講座も今日です(講座参加者は展示も御覧いただけます)。
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■講座|工芸と私60|毛涯達哉|シベリアの動物たち
□7月29日(金)18時半@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=881
20220728
広島、倉敷で打合せでした。この秋もたのしみです。20220727
今週末から。─
■展覧会|骨董と歴史:シベリアの動物たち
□7月29日-8月2日@工芸青花(神楽坂)
□出品|毛涯達哉(神ひとケモノ)
*7月29日は青花会員と御同伴者1名のみ
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20220701.html
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講座もあります。
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■講座|工芸と私60|毛涯達哉|シベリアの動物たち
□7月29日(金)18時半@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=881
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毛涯さんから……西シベリア−東ウラルのフィン・ウゴル人の祖先は、1000年紀の中後期、金属鋳造芸術が成熟すると共に数々の動物意匠を施した青銅製品を生み出しました。それらの青銅製品は、19世紀後半から20世紀初頭の発掘調査によりペルミ地方で発見され、「ペルミ様式」として知られています。装飾板やバックルに表現されたのは、獰猛な肉食獣や猛禽類、鹿やヘラジカなどの狩猟動物、爬虫類、精霊を思わせる人物像。それらのモチーフは、部族の社会構造や生産活動、シャーマニズム的な世界観、近隣民族の文化発展などと密接な関係があり、後に続く文化に継承されたと考えられています。
今展でご紹介するのは、ペルミ様式を主としたフィン・ウゴルの青銅製品。装飾品や生活用具、呪術に使われたと思われる道具に施された動物たちは、どこか穏やかでユーモラス。自然との共生によって育まれた、豊かな狩猟採集文化が想像されます。
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動物文胸当 西シベリア 7-8世紀 青銅 11.6×11.3cm
20220725
先週末は新潟取材でした。北方文化博物館。沢海町の本館と、新潟市内の分館へ。会津八一と、古美術栗八の高木孝さんゆかりの場所です。『芸術新潮』編集部にいたころ、最初にもった連載が会津八一の評伝で、当時(1990年代中葉)はよく新潟へきていました。よいところです。https://hoppou-bunka.com/
20220724
つぎの週末です。─
■展覧会|骨董と歴史:シベリアの動物たち
□7月29日-8月2日@工芸青花(神楽坂)
□出品|毛涯達哉(神ひとケモノ)
*7月29日は青花会員と御同伴者1名のみ
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20220701.html
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今年も、毛涯達哉さん(神ひとケモノ)による展示をおこないます。これまで日本では(もしくは海外でも)あまり紹介されてこなかったテーマで──というのが毛涯さんと私(菅野)の毎回の思いなのですが、今回の「ペルミ様式」の青銅製品は、そうした意図にふさわしい展示になりそうです(「ペルミ」はロシア中西部の地方名)。この情勢下、ロシアを旅した毛涯さんの講座もあります。
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■講座|工芸と私60|毛涯達哉|シベリアの動物たち
□7月29日(金)18時半@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=881
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毛涯さんから……フィン・ウゴル系民族はウラル語系の言語を話す民族で、かつてウラル山脈からバルト海に至る範囲で生活していました。現在のフィン(フィンランド)人やハンガリー人などもその子孫として挙げられます。狩猟採取を生業としていたフィン・ウゴル人が使用していた青銅製品には様々な動物意匠が施され、キリスト教以前の自然信仰を色濃く反映しています。本講座では、ボルガ川の支流であるカマ川流域に発展した5-12世紀のペルミ様式の動物意匠を中心に、近隣地域における初期鉄器時代から中世の文化をご紹介します。
20220721
骨董通販サイト seikanet 公開中です。今回は「考古・宗教美術」特集(7月31日まで)。https://store.kogei-seika.jp/
20220721
募集はじめました。たのしみです。─
■講座|工芸と私61|三浦哲哉|料理本と生活工芸
□8月26日(金)18時半@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=890
20220720
あさってになりました。バイユーのタピスリーだけではない「ロマネスクの動物たち」講座。この鳥(人間)も金沢さんのお気にいりです。取材のときから「キョロちゃん」とよんでいました。─
■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ79|「バイユーのタピスリー」とイソップ物語
□2022年7月22日(金)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=883
20220718
『工芸青花』の次号18号の編集作業中です。手ごたえはじゅうぶんすぎるほどですが、例によってさくさくとはすすまず。夏が終らないうちに、と思っています。特集は、大まかにいえば、花、阿蘭陀、古道具、数寄です。─
定期購読募集中です。3号ずつで、おすすめです。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=4
20220717
今月末です。─
■展覧会|骨董と歴史:シベリアの動物たち
□7月29日-8月2日@工芸青花(神楽坂)
□出品|毛涯達哉(神ひとケモノ)
*7月29日は青花会員と御同伴者1名のみ
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20220701.html
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講座もおこないます。
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■講座|工芸と私60|毛涯達哉|シベリアの動物たち
□7月29日(金)18時半@一水寮悠庵(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=881
20220715
骨董通販サイト seikanet、今晩19時公開です。今日からは「考古・宗教美術」特集。おたのしみに。https://store.kogei-seika.jp/
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seikanet 監修者、古美術栗八の高木孝さんの連載「骨董入門」も更新しました。今回は「茶を楽しむ」。袱紗捌きの話はなるほど、でした。カップラーメンの話は、さすが高木さん、でした。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi/034.html
20220714
好評だった「バイユーのタピスリー」講座の続篇です。テーマは「ロマネスクの動物たち」。─
■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ79|「バイユーのタピスリー」とイソップ物語
□2022年7月22日(金)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=883
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金沢さんから……昨年10月に、ロマネスク刺繍の優品「バイユーのタピスリー」の表現の魅力についてお話しましたが、最後のほう、周縁部の動物図像の解説が駆け足になってしまったので、あらためて、「バイユーのタピスリー」中の『イソップ物語』に着目し、ロマネスク美術の動物たちについて考えたいと思います。
20220713
骨董通販サイト seikanet 公開中です。今回分は明日(7月14日)まで。https://store.kogei-seika.jp/
20220712
村上隆さんの会社カイカイキキが主催する、若手美術家の登龍門の場「GEISAI」が、8年ぶりにひらかれるそうです(8月21日@東京ビックサイト)。青花にゆかりある人では(もちろん村上さんもそのひとりですが)、かつて川瀬敏郎さんや坂田和實さんも審査員をつとめていました。http://www.geisai.net/g21/
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今回からあらたに陶芸部門が新設され、出展募集中とのこと(7月21日まで)。村上さんの陶芸愛のふかさはたとえば以下の号の記事などで実感してきましたが、今回、どんな作家がえらばれるのか、たのしみにしています。
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika012.html
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika017.html
20220711
先週末は京都、信楽で取材でした。みのり多く、みなさん、ありがとうございました。伊賀の「やまほん」で開催中の「生活工芸展2022」もたずねることができました(2会場。8月28日まで)。みごたえありました。20220707
公開しました。七夕の夜に、「奇蹟」の回。─
■通信講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ25|新約篇7|奇蹟
□公開|10月10日まで
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=885
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金沢さんから……荒野での40日間の修行のあと、キリストは伝道活動をはじめます。弟子をあつめ、奇蹟を起して病人を治癒し、たとえ話で教えを説きます。美術に多く描かれる主題を中心に、私がイスラエルを旅したときの写真もまじえながら、ガリラヤ湖畔で布教したキリストの足跡をたどります。女性の存在にも着目します。
20220706
届きました。坂田和實著『ひとりよがりのものさし』の中国語(簡体字)版です。─
■坂田和实著『孤芳自赏的尺度』
□代珂译 浦睿文化/湖南美术出版社刊
https://weibo.com/7735088687/LyA7usxph?pagetype=profilefeed
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巻末には、新潮社版では別刷だった中村好文さんとの対談と、私(菅野)の解説(書き下ろし)も収録されています。造本も原書に近づけてくれました。写真は当時はポジフィルムだったので、今回、撮影者の筒口直弘さんが全点あらたにスキャンし、色調整してくれました。おかげさまで現地でも好評のようです。坂田さんの仕事とその意味が、よりひろく、遠くへ届くことを願っています。
20220701
骨董通販サイト seikanet、公開しました。今回は自由出品。たのしみな品々がそろいました。https://store.kogei-seika.jp/
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seikanet 監修者、古美術栗八の高木孝さんの連載「骨董入門」も更新しました。今回は「花を楽しむ─野花と骨董」。古器に花、はいまでは普及したたのしみですが、そのさきがけが細見美術館の細見古香庵で、しかも土器だった、とは知りませんでした。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi/033.html