202401130

「手」──山本亮平/小澄正雄
〈二人は、近代以前に生きた職人たちの仕事に想いを馳せ、「手の応答」を繰り返す〉(三谷龍二『手の応答−生活工芸の作家たち』)。
https://store.kogei-seika.jp/products/book-mitani-1

■展覧会|坂田和實の眼|なんともないもの
https://www.kogei-seika.jp/gallery/sakata/202411.html
□11月24日−12月4日+2025年1月25日−2月4日@坂田室(神楽坂)
*11月30日休/1月31日休
*全日予約制

〈美しさは知識からは見えてこない。自由な眼と柔らかな心がその扉を開く鍵らしい。ムツかしい理論よサヨウナラ。高い品物の中にしか美しいものがないと信じている人、ゴクロウさま。僕はせいぜい寝っころがりながら、自分のモノサシに油を塗り、使い込んで柔らかくして、何んともない身のまわりの工芸品から美しいものを選択して行こう〉(『ひとりよがりのものさし』「まえがき」より)







202401129

明日11月30日(土)は坂田室、青花室ともに休廊日です。12月1日(日)から、「手の応答:生活工芸の作家たち」展は予約不要、どなたでも御覧いただけます(売約済の作品も展示しています。おもとめいただける作品も多くあります)。
─────
■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
□会期|12月1−4日
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
─────
あさっては美術批評家・沢山遼さんのトークもあります。

■講座|沢山遼|生活工芸と私
□12月1日(日)17時@青花室(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-80















202401127

会場、作品は以下の6テーマ──「生活工芸」の6要素──にわけています。監修者三谷さんの言葉も附しているので、ぜひあわせて御覧ください(一部をのぞき売約済の作品ものこしています。日によって作品も追加しています)。

手─山本亮平(陶)小澄正雄(硝子)
反─大谷哲也(陶)杉田明彦(漆)
外─辻和美(硝子)安藤雅信(陶)
器─内田鋼一(陶)金森正起(金工)
貧─坂田和實(古道具)岩田美智子(立体)
弱─冨永淳(古道具)三谷龍二(木工)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
11月27−29日(事前予約+定員制)
12月1−4日
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□協力|李若帆 莨室

週末のトークは、ブリリアントな理論家でありつつ「生活工芸」の長年の使い手でもある美術批評家、沢山遼さんのお話です。

■講座|沢山遼|生活工芸と私
□12月1日(日)17時@青花室(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-80

沢山さんから|「生活工芸」と呼ばれる動向を担った作家たちの胎動は、1980年代に遡ることができると思います。生活工芸は、従来のドメスティックな伝統工芸とは一線を画すものであり、それは80年代という時代に特有の文化状況、つまり、さまざまな他の文化ジャンルの交流と国際化が活発化した状況と無関係ではなかったはずです。だからそれは従来の工芸の延長にあるもの、というよりも、生活と芸術との結合が模索されるなかで改めて見出された領域だったのかもしれません。また、それは近代芸術の核心にあった生活と芸術との融合という主題に、必然的に回帰することでもあったと思います。私の関心もそこにあります。





202401126

「生活工芸」は作家工芸ですが、その本来的(初期的)特質/美質は、「よみ人しらずの和歌」的なところで、つまり無名性、多義性(意味の不確定性)にあると思っています。ひらたくいうと、えらぶ人、つかう人がその価値を自由に発見/創造できる。そうした余地・余白・スキがある。現今の手工芸の多くが、(印象としては)性急に、みずからの価値を明示し、(結果的に)限定してしまっているのにたいして、生活工芸のあいまいさが、よりきわだってみえる。それは、生活工芸の作家たちが、すぐれた作者であること以上に、むしろ、すぐれた選者であろうとしているからだと思います(「こたえ」は作者ではなく選者が決める、自由に、ときに恣意的に)。そこに、古道具坂田の影響を感じる。それが、こうした展示、記事をつづける理由、動機でもあります。

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
11月27−29日(事前予約+定員制)
12月1−4日
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶

トークもあります。ぜひ。

■講座|沢山遼|生活工芸と私
□12月1日(日)17時@青花室(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-80







202401125

「手の応答:生活工芸の作家たち」展、はじまりました。昨夜は建築家・中村好文さんと木工家・三谷龍二さんの対談でした。「素と形」展(2004年)とシェーカー道具を切口に、20年間ずっと「ふつう」でありつづけることのむつかしさ/過激さについて話ができたと思います。

さらに今週末のトークでは、「生活工芸」の歴史的意味について、美術批評家の沢山遼さんが語ります。参加者募集中。

■講座|沢山遼|生活工芸と私
□12月1日(日)17時@青花室(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-80

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

撮影|平岡花(3点目)









202401122

今週末から。
─────
■展覧会|坂田和實の眼|なんともないもの
https://www.kogei-seika.jp/gallery/sakata/202411.html
□11月24日−12月4日+2025年1月25日−2月4日@坂田室(神楽坂)
*11月30日休/1月31日休
*全日予約制

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□11月24日−12月4日@青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/岩田美智子/内田鋼一/大谷哲也/金森正起/小澄正雄/坂田和實/杉田明彦/辻和美/冨永淳/三谷龍二/山本亮平
*11月30日休
*一部予約制







202401119

今週末から。出品作を紹介しています。

三谷龍二の Blanc栗七寸板皿──〈工芸のことをほとんど知らないまま仕事を始めた。ただ物を作って生きていきたいと思っていた〉(三谷龍二「弱」『手の応答』より/2024年12月刊)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

関連講座の募集はじめました。美術批評家・沢山遼さんの「生活工芸」論。

■講座|沢山遼|生活工芸と私
□12月1日(日)17時@青花室(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-80

沢山さんから|
「生活工芸」と呼ばれる動向を担った作家たちの胎動は、1980年代に遡ることができると思います。生活工芸は、従来のドメスティックな伝統工芸とは一線を画すものであり、それは80年代という時代に特有の文化状況、つまり、さまざまな他の文化ジャンルの交流と国際化が活発化した状況と無関係ではなかったはずです。だからそれは従来の工芸の延長にあるもの、というよりも、生活と芸術との結合が模索されるなかで改めて見出された領域だったのかもしれません。また、それは近代芸術の核心にあった生活と芸術との融合という主題に、必然的に回帰することでもあったと思います。私の関心もそこにあります。





202401119

今週末から。出品作を紹介しています。

冨永淳の「紙包み」──〈冨永が拾い上げる物はたいてい小さく、弱い〉(三谷龍二「弱」『手の応答』より/2024年12月刊)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

関連講座の募集はじめました。美術批評家・沢山遼さんの「生活工芸」論。

■講座|沢山遼|生活工芸と私
□12月1日(日)17時@青花室(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-80

沢山さんから|
「生活工芸」と呼ばれる動向を担った作家たちの胎動は、1980年代に遡ることができると思います。生活工芸は、従来のドメスティックな伝統工芸とは一線を画すものであり、それは80年代という時代に特有の文化状況、つまり、さまざまな他の文化ジャンルの交流と国際化が活発化した状況と無関係ではなかったはずです。だからそれは従来の工芸の延長にあるもの、というよりも、生活と芸術との結合が模索されるなかで改めて見出された領域だったのかもしれません。また、それは近代芸術の核心にあった生活と芸術との融合という主題に、必然的に回帰することでもあったと思います。私の関心もそこにあります。





202401118

今週末から。出品作を紹介しています。

岩田美智子の《assemblage 紙とガラス》──〈岩田の作品も「使えない」物だが、むしろ手芸、料理、菜園といった家仕事に近い〉(三谷龍二「貧」『手の応答』より/2024年12月刊)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

関連講座の募集はじめました。美術批評家・沢山遼さんの「生活工芸」論。

■講座|沢山遼|生活工芸と私
□12月1日(日)17時@青花室(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-80

沢山さんから|
「生活工芸」と呼ばれる動向を担った作家たちの胎動は、1980年代に遡ることができると思います。生活工芸は、従来のドメスティックな伝統工芸とは一線を画すものであり、それは80年代という時代に特有の文化状況、つまり、さまざまな他の文化ジャンルの交流と国際化が活発化した状況と無関係ではなかったはずです。だからそれは従来の工芸の延長にあるもの、というよりも、生活と芸術との結合が模索されるなかで改めて見出された領域だったのかもしれません。また、それは近代芸術の核心にあった生活と芸術との融合という主題に、必然的に回帰することでもあったと思います。私の関心もそこにあります。





202401118

今週末から。出品作を紹介しています。

坂田和實のブリキ枠残欠──〈選択と配置、それだけの行為がこれほど創造的であることに驚いた〉(三谷龍二「貧」『手の応答』より/2024年12月刊)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

関連講座の募集はじめました。美術批評家・沢山遼さんの「生活工芸」論。

■講座|沢山遼|生活工芸と私
□12月1日(日)17時@青花室(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-80

沢山さんから|
「生活工芸」と呼ばれる動向を担った作家たちの胎動は、1980年代に遡ることができると思います。生活工芸は、従来のドメスティックな伝統工芸とは一線を画すものであり、それは80年代という時代に特有の文化状況、つまり、さまざまな他の文化ジャンルの交流と国際化が活発化した状況と無関係ではなかったはずです。だからそれは従来の工芸の延長にあるもの、というよりも、生活と芸術との結合が模索されるなかで改めて見出された領域だったのかもしれません。また、それは近代芸術の核心にあった生活と芸術との融合という主題に、必然的に回帰することでもあったと思います。私の関心もそこにあります。





202401117

来週末から。出品作を紹介しています。

金森正起の《巣穴》──〈金森は建築金物などを作る時には完成度の高い仕事をする。(略)その、実と虚の往還が魅力なのだ〉(三谷龍二「器」『手の応答』より/2024年12月刊)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室





202401117

来週末から。出品作を紹介しています。

内田鋼一の加彩Bowl──〈仕事は多岐に亘るが、内田が「エッセンスは近い」という通り、その芯には「器」があるのだと思う〉(三谷龍二「器」『手の応答』より/2024年12月刊)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室





202401117

催事つづきでなかなか出られず、多くをみのがしてしまいましたが、昨日ようやく「ART in MINO 土から生える2024」をまわることができました(ありがとうございました)。

まずは総合監修の安藤雅信さんに拍手を送りたいと思います。器作家でありつつ彫刻作品もつくりつづける安藤さんの(著書のタイトルを借りれば)「どっちつかず」の目的地が、それらをはぐくみ、そしてのみこむ風土だった(のか……)という永劫回帰的どんでん返しに心打たれました。

個人的には前回(2008年)取材したときのまま、(奇蹟的に)放置されていた(そして今回発見され、まもられた)坂田和實さん(古道具坂田。1945‐2022)の展示に再会できたことがうれしかった。文字どおり「再会」できた気がしました。

会期は明日17日まで。車で半日でまわれると思います。
https://www.instagram.com/from_soil_2024/





202401116

骨董通販サイト「seikanet」更新しました(月2回更新)。今回は「青花」特集(11月30日まで)。
online antique store|古董邮购网站
https://store.kogei-seika.jp/collections/seikanet-84

seikanet の監修者は青花ブログでもおなじみの古美術栗八・高木孝さん。出品者は高木さん推薦の骨董商です

*商品によっては海外発送も可能です(各商品の説明欄を御覧ください) *There are items which cannot be shipped internationally. In the description of the items, you can see if they can be shipped overseas. *可寄送至海外的商品会在说明栏中注明。关于海外运费,请参阅“关于运输和发货”





202401116

古美術栗八・高木孝さんの連載「花と器と」更新しました。今回は、先日開催した「seikanet:花器展」をふりかえります。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi_hana/064.html

〈「花器展」もまた、多くの方にご来場、お買い上げいただき、熱気のある3日間を過ごさせていただきましたので、その意味では成功と呼べるのかも知れませんが、川瀬さん、木村さんの存在がなく、私だけだったら果たして……と思うと、今更ですが心細さを覚えます。会の前日、私が展示作業を終えるまで会場に残り、眺めておられたお二人に、「良い展示(配置)になりましたね」と言っていただけて、心強かったです〉

高木さん監修の骨董通販サイト「seikanet」は本日19時更新です。
https://store.kogei-seika.jp/





202401115

来週末から。出品作を紹介しています。

安藤雅信のオランダ皿──〈安藤は若い頃から音楽、ファッションなどのサブカルチャーに浸ってきた。(略)その経験から、サブカル的、周縁的に物事を理解する作法を身につけたのだろう〉(三谷龍二「外」『手の応答』より/2024年12月刊)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

*先日、こちらの手ちがいで青花入会を締めきってしまいましたが、受付再開しました。御迷惑おかけして申訳ありません
https://store.kogei-seika.jp/products/4





202401115

来週末から。出品作を紹介しています。

辻和美の《pattern》──〈彼女もまた、旧来の工芸観を信じていなかった「Zakka」やオリーブ少女と同じく、工芸の外で生きてきた〉(三谷龍二「外」『手の応答』より/2024年12月刊)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

*先日、こちらの手ちがいで青花入会を締めきってしまいましたが、受付再開しました。御迷惑おかけして申訳ありません
https://store.kogei-seika.jp/products/4





202401114

今月末から。出品作を紹介しています。

杉田明彦の高足椀──〈普段温厚な杉田明彦から「漆を終わらせたい」という発言が飛び出したのには驚いた〉((三谷龍二「反」『手の応答』より/2024年12月刊

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

*先日、こちらの手ちがいで青花入会を締めきってしまいましたが、受付再開しました。御迷惑おかけして申訳ありません
https://store.kogei-seika.jp/products/4





202401114

今月末から。出品作を紹介しています。

大谷哲也の白磁ドリッパー&サーバー──〈白い器だけを作る彼のストイックな態度は、やきものの「亡霊」に捕まりたくないからだろう〉((三谷龍二「反」『手の応答』より/2024年12月刊)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

*先日、こちらの手ちがいで青花入会を締めきってしまいましたが、受付再開しました。御迷惑おかけして申訳ありません
https://store.kogei-seika.jp/products/4





202401113

今月末から。出品作を紹介しています。

小澄正雄のしのぎコップ──〈上達は早く、いくつか賞も受賞し、順風満帆に見えた20代半ば、内面で何かが崩れたという〉((三谷龍二「手」『手の応答』)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室

*先日、こちらの手ちがいで青花入会を締めきってしまいましたが、受付再開しました。御迷惑おかけして申訳ありません
https://store.kogei-seika.jp/products/4





202401112

今月末です。ウェブサイトに、各作家の出品作と、監修者・三谷龍二さんによる図録「あとがき」を追加しました。

山本亮平の茶杯──〈美大で油絵を描いていた山本が、工芸に興味を移した理由は「個性の表現という考えかたが自分には合っていない」と自覚したからだった〉(三谷龍二「手」『手の応答』より)

■展覧会|手の応答:生活工芸の作家たち
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202411.html
□会期
A|11月24−26日
B|11月27−29日
C|12月1−4日
*A|青花会員のみ/事前予約+定員制
*B|事前予約+定員制
□会場|青花室(神楽坂)
□監修|三谷龍二
□出品|安藤雅信/陶 岩田美智子/立体 内田鋼一/陶 大谷哲也/陶 金森正起/金工 小澄正雄/ガラス 坂田和實/古道具 杉田明彦/漆 辻和美/ガラス 冨永淳/古道具 三谷龍二/木工 山本亮平/陶
□協力|李若帆 莨室





202401110

京都出張でした。どんな記事になるかは、来年お知らせできると思います。美術や工芸取材の延長のつもりではじめたのですが、つづけているとやはりちがいに直面します。たとえば「通」の減少(もしくは沈黙)は、美術工芸では「新」のきっかけにもなるけれど、味覚においてはあることの「死」に直結する。よって、記録し、のこすことの意味もかわります。





202401108

この秋の展観は東博と東近美の埴輪展が話題ですが、予習/復習にいかがでしょう。縄文土偶との比較はわかりやすく、背景を知ることもできます。明後日まで。

■通信講座|工芸と私33|譽田亜紀子+タナベシンスケ|土偶と埴輪
□公開|2024年11月10日まで
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-e33

予告篇
https://www.youtube.com/watch?v=q_ygQ_b5vXM







202401107

来週です。かつてふたりとつくった本。『石井桃子』(2014年)は若菜さんと、『ミヒャエル・エンデ』(2013年)は井出さんと。ビジュアルの仕事が多い印象のふたりですが、ともに根っこには文学があって(と感じていて)、無言の信頼になっています。青花創刊10周年企画。この10年を、編集者としてふりかえります。

■講座|本と私3|井出幸亮+若菜晃子+菅野康晴|編集と私
□11月12日(火)18時@青花室(神楽坂)
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-book-3

井出さんから|
菅野さんが『工芸青花』を創刊する以前、「とんぼの本」というムックシリーズの編集統括をされていた頃に、外部編集者として参加させていただいたのがご縁のきっかけです。当時、同じく外部スタッフとして若菜晃子さんが参加されていることを知り、「あの若菜さん」と並んで(?)仕事させてもらえることに勝手な高揚感を抱いていました。
『工芸青花』の立ち上げの過程を近くで拝見したことが、雑誌『Subsequence』の構想を練る上でどれほど大きかったことか。僕が尊敬し、僭越ながら共感する”同志”でもある先輩のお二人とお話させてもらえる僥倖を楽しみたいと思います。

若菜さんから|
「始めることは大変だけれども、続けることはもっと難しい」とは私自身が小冊子を創刊するときに先輩編集者に言われた言葉です。菅野さんから『工芸青花』創刊のご相談を受けたときは実感をもって同じ言葉をお伝えしました。それから10年、今の思いと見える風景を、ゆるやかにつながり、雑誌を手放さずにきた同世代の編集者おふたりとお話しできたら嬉しいです。





202401106

命日に。





202401105

「発会10周年記念|青花祭2024」、昨日無事終了しました。御来場いただいたみなさま、ありがとうございました。そして、川瀬敏郎さん、高木孝さん、木村宗慎さんほか関係者、出品者、ならびにささえてくれた青花会員のみなさんに、心よりお礼申上げます。搬入、設営から撤収、搬出まで(予想外に)笑みのたえない日々で、なによりそのことで、つぎの一歩をふみだせる気がしました。





202401104

最終日です。今日もよく晴れました。写真には写らない、神域としての花。ぜひ体感していただけたら。
─────
■発会10周年記念|青花祭2024
□11月2・3・4日|11−17時|青花室(神楽坂)
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/s2024.html

□花会|川瀬敏郎|SOKO KAKAI:始源の記憶
□展観|高木孝(古美術栗八)監修|seikanet:花器展
□呈茶|木村宗慎+芳心会





202401103

2日目はじまりました。神楽坂は秋晴れです。
─────
■発会10周年記念|青花祭2024
□11月2・3・4日|11−17時|青花室(神楽坂)
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/s2024.html

□花会|川瀬敏郎|SOKO KAKAI:始源の記憶
□展観|高木孝(古美術栗八)監修|seikanet:花器展
□呈茶|木村宗慎+芳心会

本日、川瀬さん、高木さん、木村さんともに在廊しています。1階の芳心会茶席では骨董商・秦志伸さん出品の茶器も展示販売しています。











202401102

明日から(明日2日は青花会員限定)。入口はこの旗(望月通陽さん作の染布)が目印です。
─────
■発会10周年記念|青花祭2024
□11月2・3・4日|11−17時|青花室(神楽坂)
*11月2日は青花会員限定(御本人のみ。受付で入場券を御提示ください。海外会員はお名前をお知らせください)
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/s2024.html

□花会|川瀬敏郎|SOKO KAKAI:始源の記憶
□展観|高木孝(古美術栗八)監修|seikanet:花器展
□呈茶|木村宗慎+芳心会




前月へ  翌月へ
トップへ戻る ▲